大迫傑 低体温症で苦しんだ!? 駅伝だけじゃない「低体温症の恐怖」はマラソンでも…

大迫傑 低体温症

42.195kmの日本一記録保持者・大迫傑選手の「2019年・東京マラソン」の走りに注目が集まりましたよね。

結果的には、29km地点で無念のリタイア。27km頃から足をかばうような走りをしていたものの、大迫傑選手の場合は「低体温症」の可能性が大。

箱根駅伝5区の選手が陥ることも多い「低体温症」ですが、大迫傑選手を不調に陥らせたのが「極度な体脂肪の低さ」でもあるんです。

 

◆体脂肪一桁のマラソンランナーは「寒さ」に弱い!大迫傑も震えに震え…

今回注目された大迫傑選手といえば、ギョロッとした目から溢れ出る闘争心が「東京マラソン前の会見」で明らかになったものです。

あの高橋尚子さんも「自分の世界に入りすぎていて、少し怖いぐらいだった」と語っていたように、大迫傑選手は今回の東京マラソンに向けて、かなりの意気込みを抱えていたよう。

ただ、当の本人の体脂肪率は見るからに低め。

トップでゴールを駆け抜けたアフリカ勢とは対象的に、体脂肪率は低め・筋肉量が少ない状況での“薄着での出走”が、小雨が降りしきり、気温5℃程度の東京マラソンの「罠」に陥った可能性が高いのが、今回、大きな注目を集めた大迫傑選手でもあるんです。

そもそも、隆々とした筋肉量がありながらの「体脂肪率の低いランナー」は、強さも兼ね備えることが多いと言われます。

例えば、あの“市民ランナー”としても活躍し続けた川内優輝選手は、筋肉量から「暑さに弱い・寒さに弱い」と言われることは有名ですよね。

そんな川内優輝選手とは対照的だったのが、2019年の東京マラソンで棄権した大迫傑選手

実はこれ、日頃の食生活にも大きく関与してくることが多く、市民ランナーにも「低体温症」でリタイアの危険性があるんです。

 

◆炭水化物は摂らない・たんぱく質ばかりのランナーが陥る「低体温症」の恐怖

市民ランナーの中には少ないですが、例えば女子選手が気になることが多いのが「体重」。体重を落とすことを意識しすぎるあまりに、貧血気味になりながら「鉄剤を打つ」ということは、今の陸上競技会では問題視されています。

実際、1kg変わればタイムは大きく更新できることから、駅伝からマラソンでトップランナーほど「減量」も練習の一つだったりします。

今回棄権してしまった大迫傑選手はもちろん、あの日清食品の佐藤悠基選手も「一日に何度も体重計に乗る」というほど、自身の体重に対してストイック。

そこで多くのランナーが陥るのが、食事量を減らすということなんです。

栄養学的には、たんぱく質を強化した食生活だと「スピードが出やすい体重」にすぐになることができます。

ただ、フルマラソンの“強さ”という点ではどうでしょう?

2019年4月から「プロランナー」として活躍するはずの川内優輝選手は、食べることを楽しみにする選手。

対照的に、大迫傑選手の場合は、アジア人唯一が所属する「オレゴンプロジェクト」で毎日、刺激的なランナー生活を送る日々。食生活も、たんぱく質のみの生活が放送されたばかりですよね。

それだけに、「炭水化物は一切摂ることをしない」というランナーほど、体脂肪率がかなり低め。

雨が降りしきる最高気温5℃という環境は、体脂肪率が一桁のマラソン選手にとっては「低体温症」の危険性が大きく関与してきます

 

◆箱根駅伝ランナーが「体重」にこだわり「5区」で低体温症になる理由

結論を言えば、箱根駅伝の5区の選手は「体重の軽さ」で区間重視する監督が多めです。

例えば、2019年の東京マラソンでMGCをワイルドカードで獲得した神野大地選手が有名例。身長は低めながら、体重46kg程度は女子ランナーといっても過言ではない体重です。

そんな箱根駅伝の5区ランナーが陥りやすいのが「低体温症」。

その理由が……

  1. 山を登るにとれての気温の低下
  2. 気温の低下の割に発汗量が多い
  3. 体重が軽すぎる&体脂肪率が低すぎるあまり、体温が全く上がらない

という“負のループ”に陥りがちなんです。

大迫傑選手といえば、早稲田大学で箱根駅伝ランナーとして“圧倒的な存在感”を示し続けた一人。

ただその実績虚しく、2019年の東京マラソンでは“調整失敗”とも言われるほど、体重を削りすぎ・体脂肪率が低いことで「低体温症」に陥ったことが、棄権になった理由だとも言われています。

対照的に“寒さに強い”と言われるのが、あの川内優輝選手。隆々とした体格は「暑さに弱い」と言われますが、削りすぎた大迫傑選手にとっては「寒さに弱い」ということを露呈してしまったのが、2019年の東京マラソンだとも言えます。

 

まとめ

なお、2019年の東京マラソンの日本人一位で駆け抜けたのが、中央大学の堀尾謙介選手。その堀尾選手に続いて2位になった“元祖山の神”の今井正人選手も、隆々とした筋肉量が目立ちますよね。

逆に、2019年の東京マラソンで“棄権”を選択した大迫傑選手は、あまりの体脂肪率の低さに驚いた人も多いはず。

夏には強いとも言えますが、体脂肪率が低すぎることで「低体温症」になることが多い“リスク”は考慮すべきだったのかもしれません。

大迫傑 低体温症





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Runjoy!編集部です。 【編集長プロフィール】 愛媛県松山市にいる市民ランナー。大阪生まれで東京でメディアマンとしても活躍。 フルマラソンは未だサブスリーしておらず。 【PB】 フルマラソン: 3時間3分 ハーフマラソン:1時間23分(非公式) 10km:36分29秒 5km:17分50秒(非公式) 「ランニングフォーム」や「健康」を第一に考えるランナーです。 楽しく走りつつ、マナーのよいランナーになるのが目標です!