ランニングやマラソンのモチベーションを上げるには?やる気が出ないときの対策まとめ

ランニングやマラソンのモチベーション

ランニングを始められた方にとって、動機というのは様々ですよね。

ダイエット、同僚に誘われて、友好の輪を広げたい、美容のため、あるいはもともと陸上をしていたなど。

周囲を見回すと、本当にマラソン人口は増えてきたなと感じます。

ここまでマラソンに魅了されるのは多くの理由があると思いますが、やはり「タイム」という数値が可視化できるからだという方が多いのではないでしょうか。

走り始めはサブ5、あるいはサブ4を狙って完走できたときの“達成感”、サブ3という一つの壁をよじ登ったときには、人生の中でも最大の“達成感”を味わえたという方も多いでしょう。

その反面、「ただ最近、どうしてもタイムが伸びずにモチベーションが上がらない……」という方が多くいらっしゃるのも事実だと感じています。

周囲のお世話になったランナーの方々を見ると「やる気が出ない……」「年齢には勝てない」「競技はもう嫌だ」というオーラをまざまざと感じていますが、マラソンを楽しむことで本当に“やる気やモチベーションが大切か”ということを改めて考えてみました。

記事の内容

モチベーションが低下しやすいランナーの特徴3つ

市民ランナーの多くはマラソンだけしか出走しない人が多いため、マラソンイベントがないと“モチベーション低下”や、“燃え尽き症候群”に陥っているランナーも多いのではないでしょうか。

そんなモチベーション低下ランナーになりやすい人の特徴は3つあります。

モチベーション低下ランナー1: ストイック過ぎる

マラソンを走る多くの人は、練習の成果が「マラソンのタイム」という指標に表れることに喜びを感じますよね。

サブファイブ・サブフォー・サブスリーと、多くのランナーが目標タイムに向けて練習を頑張ります。

ただ、あまりにもタイムだけに固執しすぎるランナーは、普段から練習量が多かったり、雨の降る日は走れないことにストレスを感じがちに。

「今日、練習できなかったから、月間走行距離300kmをクリアするためには週末にロング走をしなきゃ」

そんなストイック過ぎるランナーは、目標がクリアできたとき、あるいはできなかったときに急にモチベーションが低下することが多いようです。

義務感にとらわれるランナーは、記録向上の確率もかなり高いようですが、その分、モチベーションへの反動が大きいのかもしれません。

モチベーション低下2: ケガばかりする

筆者も過去、ケガばかりしていました。

膝痛、足首痛、坐骨神経痛、そして今でも慢性化しているシンスプリント。

「ごまかせば何とか走れる」

ランナーは日常から“走ること”がなくなってしまうと、「ランニングロス」といって、やや鬱状態になることもあるようです。というのは、走ると幸せホルモンである「セロトニン」が分泌されやすく、これが「走ることが楽しい」と思わせるからなんですね。

そのため、少しのケガなら“無理して走る”というタイプのランナーも多いよう。

ケガが慢性化したり、そのまま深刻なケガになってしまい、走れなくなることでモチベーションが一気に低下し、燃え尽き症候群に陥るランナーも多いですよ。

ケガをしたら、スイムやバイクなどのクロストレーニングをしながらストレス解消がいいですね。

ジム通いはおすすめです。

モチベーション低下3: 走る理由が「相対的」

そもそも、ランニングやジョギング、マラソンを走るということは、実業団でもないかぎりは強制されることではないですよね。

それにも関わらず、「~しなくちゃ」とか、「~時間クリアしなければいけない」、あるいは「●●に負けたくないから」という理由は、モチベーションの高いランナーに思われがちでも、理由が“相対的”であるために、その動機付けがなくなってしまえば一気に燃え尽き症候群に陥ります。

マラソンを走ることや、ランニングを毎日することというのは自分自身の「楽しみ」であれば、モチベーション低下にはつながらないはず。

つまり、モチベーションが低下しやすいランナーというのは、無意識のうちに自身に“走ることへのモチベーション”を強制しているランナーなんですね。

走るということは、自分が「楽しいから」だとか、「好きだから」という理由が大事では?

肩肘張るランナーは、モチベーション低下に悩まされることも多いかもしれませんね。

ランナーにとって練習はつらく、追い込んだ練習も難しいですよね。

そんなときこそ、特にモチベーションが低下しがち。

そんな方は、スイムにトライされるとか、バイクを買ってみてヒルクライムにチャレンジするなども面白いかもしれませんね。

また、ランニング一本の人は、もう秋以降のことを考えて練習してみてはいかがでしょう?

矛盾するようですが、モチベーションが低下しやすいランナーは、ロングテールでの目標は常に心に眠らせておきたいですよね。

そこで“頑張る”のか、“楽しみながら目標を追う”のかといった意識の違いが、ランニングのモチベーションを左右するのかもしれませんよ。

競技目的からドロップアウトする=マラソンから逃げる、ではない!?

マラソンを楽しむ人の多くが「競技目的」であるのは、マラソンに「タイム」という指標があることからですよね。

ただ、どうしても「記録の伸び悩み」は誰しもが経験することです。

また私事ですが、筆者も2017年1月に走っている時にバイクにはねられ、それから満足に練習量をこなせなくなりました。

当然ながら待っていたのは「タイムの低下」「まっすぐ走ることができない」「日常生活の悩み」など、正直言うと鬱々とした日々だったこともあります。

ただ、昔からの“サボり癖”がいい影響に出ているのか、それほど“悲観的”になっていない自分もいたりするわけです。

つまり何が言いたいかというと、「マラソン幸福度」は相対評価ではなくて絶対評価だということ。

「タイムが絶対」という人もいれば「ダイエットのため」という人もいるでしょうし、「走ることそのものが楽しい」なんて人もいるでしょう。

要は、マラソンへのアプローチで“自分自身が納得すればいい”と思うわけなんです。

下手なプライドを守るよりも 自己幸福度をランニングで楽しみませんか?

ランニングやマラソンを楽しむ上で大切なのが「自己幸福度」。

確かに、走ることに対してのモチベーションが「記録」だったランナーにとっては、タイムが低下していくことはモチベーションダウンのきっかけになってしまいます。

とは言え、もともと走ることが好きだったから「ランニング」「マラソン」にどっぷりと浸かった人が多いのでは?

「俺はこんなはずじゃない。タイムは過去のものが良い……けど、“今の自分”は直視したくない」

「いくら練習しても、タイムが伸びない。走る時間もないし、走ることを止めたほうがいいのではないか」

各々の事情はおありでしょうが、ランニングを止めるという選択肢はもったいないと思うんです。

筆者のように、体の事情がある人もいるでしょうし、ランニングができない要因は様々。

ただ、もともと“走ること”というのは誰のためでもない、自分のためですよね。

“走ることのドロップアウト”を考える前、あるいはどうしてもそういう選択肢を取りたいと疲れてしまったランナーはぜひ、「自己幸福度」を思い出してみてはいかがでしょうか。

走るモチベーションが低下したときの対策5つ

ランナーは“真面目な性格”の方が多いですよね。

「毎日走らないと落ち着かない」というランナーの方も、多くいらっしゃると思います。

ただある日、「なんか走るのが苦痛……」だとか、「走りに行く気がしない」となる場合もありますよね。

そんなとき、どのような対策をすればいいんでしょう?

対策1: あえて走らない

幸か不幸か、多くのランナーは走ることは“趣味”の領域ですよね。

実業団ランナーであれば深刻な問題ですが、我々市民ランナーは、走ることを“強制”されていません。

今日走らなくても、突然走力が下がることもありませんし、体重が少し増えても明日死ぬわけではありませんよね。

実業団ランナーであれば、仕事を早く切り上げて練習に入るという方も多いと思います。でも、この記事を読んでくださってる9.8割の方は“自由な市民ランナー”です。

だるいと思ったら、走らなくていいんです。

もしそれでも納得いかないなら、腕立て伏せや腹筋をして、トレーニング気分を味わうだけでもストレスは軽減しますよ。

対策2: 新しいシューズを買う

ランナーには“シューズマニア”なる方も存在するようで、「欲しい!」と思ったシューズはひたすら買い占めて、靴箱に眠っているらしいです。

うらやましいかぎりです。

ただ、シューズは履いて走ってこそ価値の出るもの。

頑張り屋さんのランナーの方は、シューズのソールがすり減っても同じものを愛用するという方もいるのでは?

そういった場合、あえて新しいシューズを新調しちゃいましょう。

古いシューズは“ジョグ用”でもいいですし、あるいは“普段履き”でもいいと思うんです。もちろん、練習用に何足も用意されている方は、今メインで使っているシューズを“2軍入り”させることもありではないでしょうか。

シューズを購入すると、そのシューズの感触も試したくなりますし、記録向上も狙いたくなりますよね。

ただ、靴箱コレクターにはならないよう、注意してくださいね。

対策3: 1kmだけ走って終わる

頑張り屋さんのランナーの方は、「毎日10km走らなきゃならない」だとか、「今日は予定通りインターバルの日!」と、走ることに本当に真摯に向き合ってらっしゃいますよね。

モチベーションが低下していると、「今日はなんとなく走りたくない」って日もあります。

そういうときは休むのも一手。

ただ、“どうしてもサボるのは嫌”という方は、普段着のまま1kmだけ疾走してみては?

着替えもしなくていいですし、シューズだけ履いて1kmほど疾走してみるんです。

タイムも気にせず、人の目も気にしない。

疾走した後は、お風呂にゆっくり浸かって、汗を出した後はビールをグイッと飲んでみましょう。

気分も高揚して、明日への活力になるのではないでしょうか。

対策4: ランナーの恋人をみつける

近頃は、ランニングを通してのカップルの誕生が増えているらしいです。そこから“結婚”ということもあるので、ランニング文化というのも広まってきた証拠ですよね。

皇居ランに出会いはある?ランニング好きな人と出会う方法の記事によると、ランニングでの出会いもある模様。

おひとりさま女子や、ソロ男の方は積極的に出会いを探してみてはいかがでしょう?

もしかすれば、人生の伴侶をみつけるチャンスかもしれませんよ。

対策5:ドカ食いしてみる

ランナーの多くは、食事にまで気を配っているといいます。

筆者は、基本的に何でも食べます。小麦とか添加物とか、そんなものは一切気にしません。

太ろうが痩せようが、人生の花形は“食べることにあり”です。もし筆者が“マラソンの記録のため”に減量をするのであれば、それは人生の本末転倒といっても過言ではありません。

ただ、多くのランナーは当然、体重を気にします。

筆者がジョギング・ランニングを始めたきっかけも“ダイエット”でした。

なので、食べることに気をつかうということはしっかり理解できます。

だからこそ、走るモチベーションが低下したときは“ドカ食い”です。それでも翌日に走る気が起きなかったら、また“ドカ食い”です。

1週間ぐらいして、体重計に乗ってみてください。

嫌でもランニングを再開するのではないでしょうか。

筆者はどちらかといえば“不真面目”なタイプのランナーだと自覚しています。

記録のためにストイックになれないですし、好きなものは好きなだけ食べます。

もちろん、ストイックに“サブスリーを狙う”だとか、“福岡国際マラソンのチケットを手に入れる”という方は、当然ながら自律も大事ですよね。

でも我々は市民ランナーです。走ってお金をもらう立場ではありませんよね。

確かに、記録や目標のために、小さな炎を心に抱え込むことは大事です。それこそが“走るモチベーション”ですよね。

でも、あまり頑張りすぎて“走ることが嫌になる”ことほど悲しいことはありません。

走ることは楽しいですよね。

「走ることに疲れた……」

そんなランナーの方には、ぜひ筆者のような適当ランナーになることをオススメしますよ。

ランニングは“楽しんだもの勝ち”です!

ランニングも「PDCA」を高速で回す!明確な目標を持つ大切さ

ビジネスに限らず“PDCA”を回すことはランニングをする上で重要だと思っています。

PDCAとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(点検・評価)・Act(改善・処置)の頭文字。

走る上での目的はそれぞれでしょうが、やはり目的や目標を持つことはランニングをする上で大事ではないでしょうか。

明確な目標なくして最良のランニングは無し?

筆者の話となりますが、昨年は例年と比べてあまり走りませんでした。

2015年の序盤は、「愛媛マラソン」だったり、「まつの桃源郷マラソン」だったり、また“おもてなし”がとても温かい「朝霧湖マラソン」だったり、“記録”という目標のために走るということを楽しんでいました。

ただ、なんとなく走ることから逃げたくなり、秋はフルマラソンの予定は全く入れず、10kmマラソンも“なぁなぁ”で走ってしまうことに。

そうなると、やはり“練習しよう”という気持ちにはならないんですね。

“健康のため”とか、“ストレス解消のため”とか、おそらく都合のいいことを理由に、“なんとなく走る”毎日でした。

走ることに疲れたらそれでいいと思うんです。

ただ、やはり筆者の場合は、「マラソンで今までの自分に打ち勝つ」という目的を忘れたからこそ、走ることへのモチベーションが下がってしまったんだと思います。

そこで、PDCAを改めて考えてみました。

計画は綿密に立てるべし!Planで「走る意味」を熟考する

筆者の場合は、もともと肥満体で、現状も“食べ過ぎ”からカロリー消費をかねて走ることと、もちろん、フルマラソンでの好記録、また、駅伝での快走を目的に走っています。

昨年はプランすらしていませんでした。“いつかサブ3”などと、目標を先送りにしていました。

ただやはり、目標に向かって計画をきちんとすることは大事ですよね。

“ダイエットで体重を10kg減らす”だとか、“東京マラソンで3時間半を切る”だとか、人それぞれに目標を持ち、そのためにひた走るという計画を立てるわけです。

マラソンというのはタイムという“数字”を可視化できるので、目標も立てやすいので、PDCAを回すということと共通性は大いにあるんではないでしょうか。

目標を立てたらDo(実行)!練習で目標に「ひた走る」

いざ目標を立てれば、あとはDo(実行)しましょう。

ダイエットならば、毎日走った後に体重計に乗る。そのために、何km、あるいは何時間走ればいいのか考えながら、とにかく走ればいいんです。

筆者はまだ“サブ3童貞”ですが、サブ3であればいろいろな方法を試して、自分にあった練習を繰り返す。

“絶対にサブ3をする”という目標をモチベーションに走るということが大切ですよね。

ときには振り返ることも大事!? Checkで練習を振り返る

ダイエットであれば、“停滞期”という壁にぶち当たることもあるのでは? 70kgまでは順調に減ったのに、「どうしても60kg台まで減らない」と悩むこともあるかもしれません。

あるいは、サブ3を目指すランナーであれば、「練習をしていて、思ったペースで走り続けることが難しくなってきた」とか。

そういうときは、Check(点検・評価)で振り返ってみましょう。

ダイエットがうまくいかないのなら、少しペースを落として走る時間を増やすとか、サブ3のためのランナーであれば、距離稼ぎのジョグばかりしていたのをスピード練習中心に切り替えるとか、そういう“振り返り”が大事です。

“なんとなく”というのが一番ダメみたいです、自分を振り返ると。

CheckしたらあとはAct(改善・処置)をする

振り返れば、あとは修正した“練習内容”に改善して、また走り続けましょう。

スピード練習でインターバルを5本、3’30で回すなど実行に移します。さらに、実際に走ってみてこなせなければペースを落とす。あるいは体重が減らないなら、食べすぎた量を減らすなど。

筆者がよく陥りがちなのですが、どうしてもCheckをして満足して、実際にActに移せない状況。これだと、明確な目標達成は難しくなってきます。

少し無理矢理感はありましたが、PDCAとランニングの関連性について考察してみました。

ただ、やはり“明確な目標”って大事だと思うんです。

仕事でも、“売上2,000万達成する”とか、“誰からも愛される製品を作る”とか、目標ありきで毎日がありますよね。

モチベーションがあるからこそ、毎日“走ること”が楽しくなってくるんです。

筆者もそろそろ重い腰を立ち上げて、明確な目標を立てて、練習嫌いを克服しようと思います。

ランニングやマラソンにメンタルトレーニングは必要?

人生で初めてのDNFをし、自分の心の弱さに自己嫌悪が止まらない筆者です。

マラソンにおいて「メンタル」が必要かどうかは個人差あるというのが個人的な考えなのですが、練習をしっかりしているにも関わらず“歩きぐせ”がついていたり、DNF(Do Not Start=棄権)をしてしまう回数が多いことに悩むランナーも多いのではないでしょうか?

マラソンにおいてはメンタルトレーニングというよりも、日頃のジョグ・ポイント練での“意識”が大切だと言えます。

マラソンのメンタルトレーニング=ジョグそのもの

色々な事情があり、気分が落ち込んでしまっている筆者ですが、それもDNFにつながったのでしょう。

やはりマラソンというのは「モチベーション」をいかに保つかも一つの練習だったりするので、目標や自分の走る意味を見失ってしまうと心が弱ります。

三度の飯と同じぐらいランニングが好きだった筆者も、今はジョグが苦痛だったりします。

ただ、その「ジョグ」自体にいかに取り組むことができるかどうかも、マラソンのメンタルトレーニングにつながるのは言うまでもないでしょう。

何も考えずにジョグをするという選択肢を取る日は「リラックスやアクティブレスト」、フォームを気にするときは「フォーム改善のジョグ」、ピッチやストライド・着地の仕方も同様で、他にも「リズム」「腕振り」「呼吸の乱れ」「脈拍」など、ジョグで意識できることは数多いです。

よく“なんの目的もなく走ること”だけでジョグをする人が多いでしょうが、マラソンのメンタルトレーニングにおいて大切なのが「日頃のジョグの意識付け」です。

肩肘張らずに走ることも楽しいですが、目標タイムや故障しない走りを身につけるためには「目的意識のあるジョグ」で、走ることの意識付けをすることが「マラソンのメンタルトレーニング」につながります。

マラソンは根性ではない?メンタルトレーニングの必要性

トップアスリートほど「逆境時」「プレッシャーを感じる場面」「我慢が必要な場面」に出くわす際に、メンタルトレーニングの有用性が必要といわれます。

メンタルトレーニングが必要かどうかは個人差があるので肯定も否定もしませんが、一つ言えるのが「マラソン=根性」とは言い限れないというところです。

マラソンの距離にもよりますが、例えば真逆の“距離の短い駅伝”でも、いかに自分の最高のパフォーマンスができるかどうかは、「駅伝が好きかどうか」=「タスキをいかに早くつなげることができるかどうか」でしょう。

もちろん、ベースの練習は最低限必要なものの、練習以上のパフォーマンスを可能にするのは“気持ち”です。

ハーフマラソンでもフルマラソンでも同じように、「いかに自分の目標タイムを打ち破ることができるか」という“気持ち”こそが、マラソンにおいてのメンタルの強さにつながるのではないでしょうか?

個人的には「メンタルトレーニング」=「ジョグそのもの」だと思っていて、つまりメンタルトレーニングそのものは必要ないという考えですが、トップアスリートほど“駆け引き”や“ペースダウンとの葛藤”と闘うもの。

その際には「メンタル」というものが必要になるでしょうが、一歩手前の「目的意識」にブレなく練習することも一つのメンタルトレーニングになりえます。

マラソンはしばしば「根性」と言われますが、根性以前に「モチベーション」をコントロールできるかどうかも、一つのメンタルトレーニングにおける“強さ”への近道だと言えます。

モチベーションを保つための秘訣

DNFを経験して思ったのですが、マラソンや駅伝ではいかに“気持ち”を日常で保つことができるかどうかにかかっています。

モチベーションというのは意外に「キープ」というのが難しいです。別に人のことはとやかく言いたくないですが、最初にチームを引っ張っていこうとした人が心折れ、自分の趣味に逃げるなんてこともありえるわけです。

もちろん、マラソンを生涯続けるなんて人のほうが少ないです。健康上のこと、家庭的な事情、仕事のこと、抱える悩みは人それぞれですから、マラソンを続けることを無理強いすることなんて愚かなことです。

とは言え、日常でマラソンに向き合う、毎日走っている、誰かと走っているのがストレス解消になるという人にとっては、“ただ走るという行為”が日常化しているはずです。

モチベーションを保つには「日常行為になっている“走ること”」に対して、自分自身のライフスタイルにおいてどのような位置づけができるかも、一つのメンタルトレーニングではないでしょうか。

賛否はあるでしょうが、いかに「走ることが楽しい」ということを自分の人生で位置づけることができるかどうかも、競技レベルの差はあれど、ランナーを名乗るからには必要で「モチベーションの維持」にもつながるはずです。

また、モチベーションを保つには「ネガティブな感情」は捨てるにかぎります。心に余裕がないと、どうしてもネガティブな感情が芽生えがちですが、マラソンにおいて“ネガティブな感情”ほど敵になるものはありません。

ネガティブな感情を持つときに、いかに自分の気持ちを切り替えることができるかも一つのメンタルトレーニングといえ、実は走るという行為を楽しむことこそが「メンタルトレーニング」と言えるのかもしれません。

競技レベルの差があるので一概には言えませんが「マラソンのメンタルトレーニング」は、日頃のジョグへの定義づけ・目標を持つこと・ネガティブな感情を捨て去ることこそが“トレーニング”の一つだと言えるでしょう。

ランニングを休養して良かったこと・悪かったこと

2ヶ月ランニングを休んで良かったこと・悪かったことの忘備録的なコラムです。

良かったこと1: 痛みが引いてきた

交通事故の後遺症は無論、積み重ねてきた「故障」が少し緩和されてきました。

もともと筆者は回内足で内股の傾向があるので、冬の寒い時期にはシンスプリントになりやすいです。

ランニング障害として、足底筋膜炎、ランニング膝、坐骨神経痛、肋間神経痛など色々な痛みを経験したことがありますが、シンスプリントは筆者にとって毎度のこと。

筆者のようなレベル(当時の月間走行距離300km程度)でも痛みを起こすレベルなので、月間600km以上走っているランナーは、必ずどこかは痛めているんでしょう……。

良かったこと2: 違うことに時間を使えた<

ランニングが好きだと、ランニングのことばかり考えるという方も多いでしょう。

もちろん趣味の範囲であろうが、人生をかけていようが、それを否定するつもりはありません。それを否定してしまえば、自分はなぜ走っているのかも見失ってしまいそうです。

ただ、知識欲を埋めるであるとか、健康のことを改めて考えるだとか、いい意味での考え方もできる時間が作れました。

趣味でやるか、人生の時間を削ってやるかは人それぞれでしょう。

悪かったこと1: 体重が増えた

案の定ですが、太りました。5kg太りました。

当時からランナー体型ではありませんでしたが、今は見るも無残な贅肉まみれ。

体重はそれほど増えていないと思っていたのですが、足の筋肉が脂肪に変わったりと、まさに憎々(肉肉)しいまでの体の変化には、大食いの自分を改めて反省する余地ありだと感じています。

悪かったこと2: 思考が鈍ってきた?

体を動かすことがなくなり、脳内ホルモンが良くも悪くも一定になりました。

走っていたときは“清々しい”という気分は味わえたものの、今は平々凡々という言葉がしっくりきます。

セロトニンやドーパミン、アドレナリンが出ずに、脳がリフレッシュできていないのが原因であろうと考えています。

悪かったこと3: 走りに対しての気持ち

三度の飯より好きだったランニングですが、この2ヶ月は自分の作業にとにかく没頭しています。

あまりPCに向き合えない症状が出ることもありますが、そんなときにはリハビリやストレッチをするなどの“ゆったりとした時間”を感じるようにしています。

ただ反面、あれほど渇望していた「走り」に対しての気持ちが冷めてきている部分もあります。

もちろん、これは春になると多くのランナーが抱える傾向があるのですが、7年前~2年前までの“熱”は、違う形になってきているようにも感じます。

これははたして“2ヶ月の休養”のせいないのでしょうか?

ランニングはやはり継続したい

おいしくご飯を食べるため、おいしくお酒を飲むため、あるいはあまり“群れ”が好きでない筆者も、交流してくださるランナーの方との雑談の時間はかけがえのないものです。

土日に少し走り、自分が思いの外、気持ちも体も“走れていない”ということを、この2、3日に考えていました。

今は本格的に走ることはできませんが、たとえばリハビリ程度にゆっくり長く走る、あるいはウォーキングで遅筋を作るなどをしてみてもいいかもしれません。

これは故障中のランナーにも同じことを言いたいです。

“走れない”という状態が続くと、“走らない”という選択肢をダラダラと続けてしまいがちです。

でも、やはり「走る」って人間の本能そのものじゃないでしょうか。

走って、食べて、飲んで、寝る!

筆者も体が落ち着いてきたら、またこの“当たり前だった幸せ”を継続していこうと強く誓ったこの3日間でした。

春からはトラックシーズンや、10kmマラソン~ハーフマラソンまでが盛んな時期。

フルマラソン熱が冷めてきたランナーで「モチベーションが上がらない」というランナーの皆様は、一度“走ることができる幸せ”を見直してみてはいかがですか。

あるいは、いい意味で(プラスの意味で)自分の体を「積極的休養」と割り切って、違うトレーニングを行う、あるいは違う趣味に没頭するというのもありでしょう。

ただ、やはり怪我をしていても「マイナス思考」だけはダメだと筆者はこの2ヶ月に感じました。

体を動かすということは“自分と向き合う時間を作る”ということなので、これまでランニングに対して興味のなかった方も、暖かくなってきたこの季節。

一度、足にランニングシューズを通してゆったりとお花見ジョグでもしてみてはいかがですか?

タイムと記録がマラソンのモチベーションを上昇させた

私事ですが、初マラソンは4時間00分10秒程度だった記憶があります。

走り始めたきっかけは“ダイエット”だったんですが、私が居住している地域で恒例となっている「愛媛マラソン」が市民マラソン化するということで、トライしてみることになりました。

一番重かったときの私の体重は84kgで、自覚すらなかったんですが、要するに“デブ”でした。

愛媛マラソンのスタートラインを切る際は体重が58kgだったので、“ダイエット”という当初の目的はすでに達成されていたのですが、完走の達成感と同時に、「なぜ4時間を切れなかったんだろう……」という悔しさに苛まれた記憶が強く残っています。

それからマラソンのタイムを縮めるために、ランニングが日課となりました。

「どうやればタイムを縮められるんだろう?」と人に練習方法をきいてみたり、雑誌や書籍を読み散らかしたりし、試行錯誤、実践していました。

やはり“練習すればしただけ結果にでる”というのは嬉しいもので、タイムも順調に伸びていき、いわゆる「サブ3.5」というのも達成できましたし、それからもタイムが伸びていくことで、「マラソンって何て楽しいんだろう!」と、その魅了にとりつかれて離れることはなく、マラソンへのモチベーションは日々高まるばかりでした。

やはり、タイムが伸びることで達成感を味わえ、非日常空間で“自己実現”のような感情を味わえるのは、やはりマラソンの醍醐味といえるでしょう。

タイムと記録がモチベーションを低下させる原因でもある

残念ながら私には無縁のお話なのですが、タイムという指標を目標に“競技として”真摯にマラソンに向き合う方の中には、“タイムが伸び悩む”という方もおられるでしょう。

ちなみにお断りしておきますが、私に無縁なのは“速く走って、早いタイムで完走すること”です。

私はあるクラブチームに所属させてもらっているのですが、周囲の方々は、「サブ3は当たり前、福岡マラソンよろしく」なんて方が少なからずいらっしゃいます。ただ共通して感じることは、“タイムを意識しすぎるあまりの閉塞感”です。

サブ3を達成でき、次は50分切りを達成し、次は45分、そして40分の壁へという方が、アスリートランナーで特に多いと私は感じています。統計をとっているわけではないですけれど。

そういう方々は私も尊敬するばかりなのですが、サブ3に至るまでも、とにかく練習量を多くしなければいけない。

減量をして、体脂肪率を落として、月間走行距離は600kmは当たり前、そんなランナーに私もなりたいと何度も考えています。

ただ、やはり個々人に“壁”はあると思うんです。

サブ3すら達成していない私がこう主張するのも滑稽では有りますが、当然、私もサブ3という壁があるのは存じております。

「タイムが伸びない」、「どうしても福岡マラソンの切符が取れない」という方々は、悩んで悩んで、練習して創意工夫して、そしてまた壁に跳ね返される。

そんな連続で、ランニングのモチベーションが低下してしまっているという自体に陥っているのであれば、いったん、原点回帰をしてみればいいと思うんです。

走るって楽しいですか?

私もなんちゃって競技者の端くれ、「楽しく走れればええんでっせ」と声を大にして主張する場面はありません。

それは、努力をしている方々への侮辱だとも考えられるからです。「努力せずして、楽しみはなし」という方には、皮肉でもなんでもなく敬意を表したいと私はいつも思っています。

ただ、ここまでシリアスランナーの方々が増えると、どうしても「速ければすごい」という声や雰囲気が出てくるのも現実にあります。

走るのが速いとうことは才能だけの方もおられるでしょうが、絶え間ない努力を続けてきたからこそ。努力というのは素晴らしいことだと思います。

ただ、速さを求めるあまりに、伸び悩んだ時に走ることが“義務感”になってしまったりだとか、“なんとなく距離を稼ぐ”なんてことにはなってほしくないんです。

こどものころ運動が好きだったという記憶がまるっきりない私ですが、子どもたちを見ると笑顔で走っていますよね。“走るのが楽しいから走る”ということを、子どもたちは実践してくれています。

走るのは楽しくていいと思うんです。

記録を伸ばしたいから、強度の高いギリギリの練習を積んで故障をして「モチベーションが上がらない!」なんてことにはなってほしくないと思うんですね。

そういうときは、走り始めのときの気持ちを思い出してみてはいかがでしょうか。

体重計に乗ったときの喜び、シューズ一つを相棒に風景を見ながらリラックスしていたとき、走るだけで楽しかったあのとき。走る理由はひとそれぞれっていうのがジョギングの醍醐味でもありますよね。

もしモチベーションが低下されている方が読んでくださっておられるのであれば、ぜひ前向きに“走ること”について再考していただきたいです。

やや主観性が強い意見となってしまいましたが、ご容赦ください。

以上、ダイエットを誓って4年、サブ3を誓って2年経過している、体脂肪17%の練習嫌いの市民ランナーの自分語りでした。

「目的のある走り」と「目的のない走り」のジレンマ

本命レースが終わると、「モチベーションを保つのが難しい」という方も出てくるかもしれません。

中には、燃え尽きたように“全く走らない”という方もいらっしゃるかもしれませんね。

どちらにせよ、走るということは日々の“習慣”だと思う筆者ですが、中には「モチベーションが上がらずに困っている」という方もいるかもしれません。

そんなモチベーション低下ランナーさんに、知ってもらいたいことがあるんです。

練習では「走る目的」を持つことが大事

筆者はスピード練習に特化した練習も、距離稼ぎの練習も、どちらも肯定的ではありません。

となると、まるで走らない人のような口ぶりですよね。

要は、“自分にあった練習”を、“なぜ、今この練習をしているか”と目的を持ってやることがベストだと考えるわけでして。

何度も言っていることなんですが、たとえばランニング雑誌やWEBの情報そのままを真似て練習しても、いかほどの効果があるのか、疑うばかりなんです。

フォームと同じで、自分の型にあった練習というものが必ず存在するはずだと考えているんですね。

だから、“疲労抜きジョグ”となんとなく60分走るのも肯定的ではないですし、ひたすらインターバルをやるのも非効率だと思っています。

と言いますか、それだと“楽しくない”と思うんですね。

今この瞬間に、“なぜこの練習をしているのか”という目的意識を持つということ。これだけで練習の濃度というものが、かなり高まると思うんです。

たとえば、60分ジョグをするのだって、いろんな意味がありますよね。

先に上げた“疲労抜きジョグ”であれば、体のどの部位をほぐしたくて走るのか意識したり、ピッチは落としてもストライドは従来通りにするにはどうすればいいのかを意識する。

あるいは、体重減のために60分走ることだってありますし、フォーム矯正のために60分走ることだってあるはず。

“60分走る”という一つの行為ですら、練習では色んな意味を持ちますよね。

坂道走をするのだって、単純に心肺機能を上げたければ死ぬほど追い込めばいい。

でも、たとえば肩甲骨の動きを変えてみるだとか、脚のさばき方やピッチを工夫してみるとか、“全ての練習に、全ての目的を持つこと”、これがランニングで“練習量をこなさなくてもレベルアップできる秘訣”だと考えているんです。

ちょっと宗教じみていて小難しいなと書いてて自分でドン引きしましたが、でもこれって重要なんですよ。

走るたびに、目的をもった走りをする。

これってすごい大事です。でも、それだけでは“走ることに疲れる”ってこともありうるわけです。

タイム至上主義、競争至上主義が陥る「モチベーションの低下」

「走る目的」は、レベルアップには確かに大事です。

でも、走ることって“もっと単純で、楽しいことだ”という一面もあるんですよね。とはいえ、たとえばどこかのチームに所属していて、誰かに負けたくない。

サブスリーがしたい。区間賞を取りたい。

記録ばかり追い求めると、どうしても“心の疲れ”が出る方が多いです。

特に、目標を持っていたものの“達成できないからあきらめる”とか、逆に“達成してしまったからもう走るのはいい”とか。

これが多くのランナーが陥る“モチベーションの低下”だと思うんですね。

でも挙げたよう、走ることって単純なはずなんです。

子どもたちが公園で笑顔で走ることだって“楽しいから”でしょうし、もともと走り始めは「楽しかったなぁ」と思っている人だって多いはずです。

ただ、“目的を持って走ること”が、モチベーションの低下につながる恐れだってあるわけですよね。

記録を突き詰めた結果、走ることが苦痛。これでは本末転倒だと思うんです。

でも、筆者しかり、“記録を向上させることがモチベーション”というランナーも多いはずです。むしろ、それがモチベーションとなっているランナーの方が多いかもしれませんね。

なので、この“ジレンマ”に関しては、非常に「面白いな」とも感じますし、「難しいな」とも感じるわけですね。

走ることが習慣な人はモチベーションすらない?

結論から言ってしまえば、「モチベーションが低下するランナーは、無理して走らなくていいのでは?」ってことです。

逃避行の旅、それもけっこうだと思います。

スイムに転向。トライアスリートは尊敬します。

でも、“走ること自体が好き”って人は、走ることが生活のルーティンなはずなんですね。

ご飯を食べたり、お風呂を入ったりするのと一緒で、走ることも生活の一部なはずなんです。むしろ、“走らないことがおかしい”と思える。これが、“走ることが習慣化したランナー”なので、そもそもモチベーション自体が存在しない可能性があるんですね。

もちろん、大会があればその大会に向かって練習メニューを組み込むでしょう。

その時は、“目的をもった走り”をすればいいんではないかと思うわけです。

もし大会が終われば、“ルーティン化した走り”にスイッチすればいいんじゃないでしょうか。“モチベーションが低下した”と悩む必要はないはずです。

やや理屈っぽいことを書きましたが、要はランナーにとって、“走ることが楽しい”と思えるほど幸せなことはないということです。

走るモチベーションとか、そういうことはむしろ議論する余地もない。

そういうランナーに筆者もなりたいと思っています。

特に、こういう気持ちはウルトラマラソンを走るランナーに多いのかもしれませんね。筆者は10km以下ばかりを好むので、ウルトランナーの方には尊敬の念すらあります。

“目的を持った走り”と“目的のない走り”のジレンマ、むしろこれをコントロールすることがランナーとしての成長なのかもしれません。

ランニングやマラソンのモチベーションまとめ

「ランニング」というのは手足を動かす単純そうな運動なのに、より細分化していけば“未知の世界”が見えるほどの楽しみがありますよね。

その“楽しみ”に対して、どうしてもつきまとうのが「相対評価」。「勝敗」というのは、どんな世界でも面白いものです。

とは言え、その「勝敗」に固執してしまい、走り始めの感情を忘れるほど寂しいことはありません。

あらためて、「ランニングは楽しい」ということを思い出していただきたい所存の筆者でした。

ランニングやマラソンのモチベーション

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Runjoy!編集部です。 【編集長プロフィール】 愛媛県松山市にいる市民ランナー。大阪生まれで東京でメディアマンとしても活躍。 フルマラソン: 2時間57分 ハーフマラソン:1時間23分 10km:36分29秒 5km:17分32秒 「ランニングフォーム」や「健康」を第一に考えるランナーです。 楽しく走りつつ、マナーのよいランナーになるのが目標です!