夏のランニングの走る距離は少なくてもいい?

夏 ランニング 距離

『夏のランニングはペースが落ちる!練習効果は抜群?』でも紹介したように、やはり夏はランニングのペースは落ちるものです。

また、走る距離を20km~30kmというのは、ファンランナーにとっては想像だにできないでしょう。

2016年は「ポケモンGO」ばかりしていた筆者も、夏は必ずといっていいほど走行距離が減ります。

ただ悲しいかな。太りやすい人ほど、夏もランニングをしなければなりませんよね。

では、夏は「走る距離」が少なくていいかというと、走り方によって左右されると言えるでしょう。

 

◆夏は心拍数上昇でペースが落ちる…だからこそ「質」を意識

もはや「亜熱帯ジャングル」と化した日本の夏に、ゆっくりとマイペースで20km以上を走るとなると、それ相応の対策が必要でしょう。

場合によっては「熱中症」にもなるので、あまり長距離を走らない人も多いのでは? 人によっては、「夏はオーバーホール。全く走らない」という人もいるでしょう。

夏は心拍数が上がりやすいのは、気温と体温の関係性がありますよね。

気温が高い分、体温を下げようとして発汗が起こりますよね。その分、血液を流そうと「心拍数」が上がることにより、体温調整と心拍数の関係でどうしても、心拍数が上がってしまうんです。

また、人間は暑いところでなかなか体が順応しないようになっているので、暑い夏は運動能力が落ちがち。

むしろそうした「心拍数が上がり」「心臓への負担」が増える季節だからこそ、練習効果は高いとも言えるでしょう。

 

◆夏に心拍数を上げた練習をするのは「高地効果」に近い?

東京なんかは「ビルの反射熱」で歩くだけで汗がダラダラという環境。

とは言え、地方も現代では「亜熱帯ジャングル状態」で、日中は歩くだけでも息をするのが辛いような環境です。

なので、夏のランニングは「早朝 or 夕暮れ後」にした方が健康面のリスクは減らすことができるでしょう。

ただ、早朝や夜間でもなかなかペースが上がらず、走る距離も減ってしまいがちなのが夏。

そんなときだからこそ、「高地トレーニング効果」だと思って、心拍数を上げる練習をしてみてはいかがでしょう?

高地とは、低圧、低酸素、低温の環境のことで、効果的な標高は1500~3000mとされています。高地では酸素濃度が薄いため人間の体は酸素を取り込みにくくなり、血中の酸素濃度が低下します。体は環境に適応した酸素濃度を確保するために、体内で赤血球数やヘモグロビン濃度を増加させます。この体の適応能力を活かして結果につなげることを目的としています。

出典:パワープロダクションマガジン

夏のランニングも、ほぼ「低酸素」に近い練習効果が得られるはずです。

世界陸上2017の女子マラソンの解説では、あの高橋尚子さんと野口みずきさんも「泥臭い練習が大事」と語っていましたよね。

夏とはいえど、記録を目指すランナーは「距離」はともかく「ペース」で追い込むことが大事かもしれませんよ。

 

◆夏のランニングは距離が少なくてもいい!習慣化が大切

うだるような暑さは夜間まで続くので、ついついランニングをサボってしまうというランナーも多いでしょう。

ただそういったランナーほど「10km走らなきゃいけない」だとか「1時間走らなければいけない」などの一種の“強迫観念”にかられているものです。

別に誰にも強要されるわけではないランニング。サボるぐらいなら、10km以下でもいいので「夏にはつらいペース」で走ってみませんか?

距離は後からついてくるもので、毎日、少しでも走り続ければ200km~300kmの月間走行距離が“結果として”ついてきます。

もちろん、体調面や気温の考慮は大切ですが、暑いからこそ「ベースアップのチャンス」と思うランナーほど、秋以降の記録につながるでしょう。

 

まとめ

冬のマラソンシーズンは「脚作り」のために否応なしに「走る距離」を求められるものです。

ただし、夏は別の視点を設けてもいいでしょう。

「夏の暑さは、“高地効果”すらある修行!」と言い聞かせ、つらいペースの短い距離で「心肺機能」を上げる練習をおすすめします。

 

夏のランニングはペースが落ちる!練習効果は抜群?

2017.07.30

 

【画像出典】

Wiggle Guide

夏 ランニング 距離




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Runjoy!編集部です。 【編集長プロフィール】 愛媛県松山市にいる市民ランナー。大阪生まれで東京でメディアマンとしても活躍。 フルマラソンは未だサブスリーしておらず。 【PB】 フルマラソン: 3時間3分 ハーフマラソン:1時間23分(非公式) 10km:36分29秒 5km:17分50秒(非公式) 「ランニングフォーム」や「健康」を第一に考えるランナーです。 楽しく走りつつ、マナーのよいランナーになるのが目標です!