夏のランニングの熱中症の怖さと「根性論」の真偽

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暑い日が続きますね。これだけ暑いと「ランニングに行くのも億劫」と、練習をサボリ気味な人も多いかもしれません。

あるいは、慣れない早起きに取り組み、朝練に取り組んでいる熱心なランナーの方も多いのでは?

筆者の場合、過去はとにかく朝起きることができませんでしたので、休日は夏でも昼間に走る、夕方に走るということが多かったのですが、これはもちろん「熱中症」の危険性をはらんでいますよね。

ランナーの中には、あえて水分補給をしない練習方法を取り入れている方もいますが、我々市民ランナーの場合は「熱中症」と「夏のランニング」の危険性は熟知しておくに越したことはないでしょう。

また、高校球児が暴れる夏、「根性論」はランニングの練習に活かせるのでしょうか?

 

◆夏のジョギングでの「熱中症」は遅れてやってくる

ランナーの方の多くが、ご自身の「体力」に自信がある方が多いのでは?

確かに日頃からランニングを嗜んでいると、ちょっとのことでは疲れにくいと言いますもんね。ただ、夏は例外。

「スタミナモンスター」でも夏の熱中症で倒れるなんてことも、場合によってはありえることです。

特に、夏の真っ昼間からLSDをしているような方は「熱中症」の危険性が最も怖いタイプ。走っていると、「どうってことない」と思いがちなのが、走っていると風が吹いて体感的には“それほど暑くない”と感じてしまうからなんです。

気付いたときには、体内から水分が欠乏していて、持っている小銭を自販機に入れようとして朦朧としていたなんて経験をしたランナーの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ランニングをしていて熱中症になる例が多いのが、「体内から“水分”が多く失われた状態」なのは、汗となって水分が出やすいということに他なりませんよね。

これ、走っているときは自覚がなくても、遅れて「フラフラする」という状態がくるので要注意です。

いわゆる「高張性脱水」がこれにあたるのですが、夏のマラソンレースなどを控えている方は、別の脱水症状や熱中症にも気をつけた方がいいこともあります。

 

◆レースに多い水中毒からの低張性脱水

熱心なランナーの方には、真夏も「10kmマラソン」や「ハーフマラソン」に出走される方が多いでしょう。

最近、熱中症関連で話題なのが「水中毒」。

水中毒は一度に大量の水分を摂取する事などで生じる病気で、体の様々な場所に不調をきたしてしまい、最悪の場合、死に至ります。

参考:http://cmedicalcenter.net

“暑いから”という理由で、水やスポーツドリンクをがぶ飲みすることで起こりやすい症状の一つ。

筆者も秋の気温の高いレースで経験があるのですが、「飲んでも飲んでも渇きがいえない」というのがこの状態ともいえます。

しっかりスポーツドリンクを飲んでいるのに、なぜか喉の渇きが止まない。しかも走るのが辛い。

こういった症状は、立派な熱中症の一種です。10月から12月のレースに起こりやすい症状ですが、そのまま無理をすると最悪、意識朦朧となることもあるので甘く考えると危険です。

またこの症状、フルマラソンだと“足が攣りやすい”などの症状も出やすいんです。「低張性脱水」も甘く見ると“危険”が待っていますよ。

 

◆高校球児の「根性論」は危険!? 等張性脱水は死の危険も

等張性脱水」は、体内の水分と電解質が同時に枯渇している状況です。よく、マウンドにいるピッチャーが足を攣っている状況は、この「等張性脱水」の危険性もあるんです。

昔は高校球児といえば「水も飲むな!!」といった誤指導がありましたが、もちろん今では「電解質」と「水分」を同時に摂取するよう、練習時も試合時にも気をつけているはずです。

「等張性脱水」は場合によっては輸血が必要な場合もあり、命の危険性すら危ぶまれるので要注意です。

今時の高校球児は、ベンチでウイダー+アクエリアスは当然の処置。

「わしは、夏でも無補給で30km走ることができる!」という方は、どうか救急車で搬送される前に正しい水分補給を心がけてくださいね。

 

まとめ

夏のランニングでは「地足」がつきやすく、なおかつ耐熱性がつくことで日頃の健康効果も高まります。ただし、“やりすぎ”には要注意。

トップランナーはこの季節に「40km走」を敢行したりしますが、あくまで我々は市民ランナー。

天国への階段を疾走することがないよう、夏のランニングでの熱中症には気を配って下さいね。

 

【画像出典】

(C) shutterstock

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Runjoy!編集部です。 【編集長プロフィール】 愛媛県松山市にいる市民ランナー。大阪生まれで東京でメディアマンとしても活躍。 フルマラソンは未だサブスリーしておらず。 【PB】 フルマラソン: 3時間3分 ハーフマラソン:1時間23分(非公式) 10km:36分29秒 5km:17分50秒(非公式) 「ランニングフォーム」や「健康」を第一に考えるランナーです。 楽しく走りつつ、マナーのよいランナーになるのが目標です!