練習やマラソンで思ったより遅いペースだと感じたとき

ペース感覚

練習でもマラソンでも「思ったより遅いペース……」と感じる時もありますよね。

練習では「ポイント練習」、マラソンでは「本番」に“思ったより遅いペース”だと感じると、ついつい焦りがちです。

ただ、この“思ったより遅いペース”に惑わされると、練習でもマラソンでも痛い目に見ることが多いです。

 

◆ペース感覚はバッチリでも…思ったより遅いペースのとき

過去記事でも何度も触れているように、走っているときのペースはGPS時計よりも“体感速度”を優先すべきです。

これにはいくつか理由がありますが、その日の体調次第で“ペース感覚のズレ”が起こることが多いためです。

「練習では余裕でキロ4分で走れていたから、もっとペースを上げなきゃ」

これが、レースで陥りやすい一つの「罠」です。GPS時計は正直なペースを数値として表示しますが、ランナーはその日の体調次第でペースが“速く”感じるとき、“遅く”感じる時があります。

前者であれば「好記録」が狙えやすいですが、フルマラソンで調子に乗ると後半に地獄を見ます。

ツライのは後者の“思ったより遅いペース”のときです。フルマラソンを走るランナーであれば多くが「目標タイム」があるでしょうが、そのためには「目標スプリットタイム」を立てることが多いです。

自分自身の体感速度では「キロ4分」でも、調子や天候によっては「キロ4分15秒」であることもめずらしくありません。

特に、「サブスリー」を目指すランナーは、この“ペース感覚のズレ”で何度も壁に跳ね返されるはずです。

また、「インターバル練習」のときに、思ったようなペースで走れないと自分を責めがちです。

練習でもレースでも、“思ったより遅いペース”だと焦りを感じがちですが、これがズルズルと悪循環に襲われることもあるので注意が必要なんです。

 

◆体は正直!練習では勇気を出して「ペースを受け入れる」

体というのは正直なもので、“体が重い”あるいは、“体調が悪い”といったときには、ポイント練習でも思ったようなペースで回すことが出来ないこともあります。

ポイント練習の前には、「きちんと設定ペースでこなせるか」といった心理的なプレッシャーも感じやすいので、思ったようなペースで走ることができないと「自己嫌悪」に陥るケースもあるでしょう。

ただ、練習中にはあくまで“その日のペースを受け入れる”ということも大事です。

人間は機械ではないので、一コンマ、一秒と毎日ペースを整えることは難しいものです。ジョグやペース走をしていても、思ったようなペースで走ることができていないときは首を傾げたくなるものです。

ただ、それに反して「自己嫌悪」に陥ることはありません。

前述したように、その日の体調次第で「ペース感覚」というのは変化してくることもあります。

一番危険なのは、“GPS時計に踊らされる”ということです。すなわち、ペース感覚よりもデジタル数字を優先してしまうケースです。

あくまで走っているのは“自分の足”であり、“時計”ではありません。

その日のコンディション次第で、いかにペース感覚をリカバリーさせることができるかへの意識も、大事なトレーニングといえるでしょう。

 

◆レースで「思ったより遅いペース」だと感じたとき

筆者にも経験があるのですが、「思ったより遅いペース」だとレースでは焦りが先行します。

レースのシミュレーションをしていると、設定ペースは自ずと出てきますが、その“設定ペース”より遅いとついつい道中にペースを無理やり上げてしまいがちです。

これは「地獄への入り口」で、後半にはほぼ潰れてしまうことが確定してしまいます。

フルマラソンは不思議なもので、前半はペースが遅く感じたり、足が重く感じたりしていても、30km以降に急に体が軽くなることがあります。

そのための条件は「マイペースを貫くこと」です。

もちろん、気付けたときの「フォーム修正」や「我慢のレース」が結果として花開くこともありますが、ペース感覚がずれると大半のレースで後半に“ツケ”がやってきます。

「GPS時計」では自分が想定していたペースより遅くとも、あくまで「後半にかける」という思いが、結果的にネガティブスプリットを生むこともあります。

マラソンは「我慢のスポーツ」とも言えますが、これは体力的にも精神的にも同じことが言えるでしょう。

 

まとめ

練習でもレースでも、「ペースが思ったよりも遅い」と感じたときには精神力が試される場面です。

筆者のように“焦り”を感じたときには、多くが後半の失敗につながります。

シニアランナーがフルマラソンを得意とするのは「経験」にもありますが、「精神的な落ち着き」がレースに影響を与えることが多いためでしょう。

反面、若いランナーは“スピード任せ”であったり、“無理なペース”で攻めてしまい、後半に後悔をすることが多いのです。

筆者が“若い”のか“未熟”なのかはさておき、ベテランランナーのように「ペース感覚と判断力」に優れたランナーは、レースや練習での失敗が少ないのは言わずもがななのです。

【画像出典】

http://about.mapmyfitness.com

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Runjoy!編集部です。 【編集長プロフィール】 愛媛県松山市にいる市民ランナー。大阪生まれで東京でメディアマンとしても活躍。 フルマラソンは未だサブスリーしておらず。 【PB】 フルマラソン: 3時間3分 ハーフマラソン:1時間23分(非公式) 10km:36分29秒 5km:17分50秒(非公式) 「ランニングフォーム」や「健康」を第一に考えるランナーです。 楽しく走りつつ、マナーのよいランナーになるのが目標です!