東京五輪は目指さない?川内優輝の強さが健在する理由

Yuki-Kawauchi

川内優輝選手といえば、独自の練習メニューがあり、また独特の発想をすることが我々市民ランナーからすると「憧れ」を覚えるものです。

東京五輪は目指さないと発言している川内優輝選手ですが、そこにこそ「ランナーとしての強さ」と「生涯ランナー」を考える姿勢がありそうです。

そもそも、川内優輝選手の考える「走る」とは何なのかということは、色々と考えさせられますよね。

 

◆川内優輝は常に「今」と「先」を見据えている

多くのトップランナー・実業団ランナーが口にする「東京オリンピックでは、絶対にメダルを目指します」の声々がありますよね。

2017年の世界陸上選考においても、「なぜ、もっと若手を選ばなかったのか?」という一部の発言や非難はあったものです。

ただ、ランナーにとっては、「今」がベストであり「先」をいかにベストに持っていくことができるかシミュレーションすることは“一生をランナーとして過ごす”という点では必ず必要になってくることではないでしょうか。

一市民ランナーがこんなことを言うのもおこがましいですが、「東京オリンピックだけを目指すことが“強さ”ではない」ということを主張したいです。

また、それは川内優輝選手も同様のことを考えているはず。

「今をベストで過ごすか」≠「東京オリンピックをいかにベストで走るか」ではなく、“先”があるからこそ“今”の走りを磨いていくかが、将来のランナーの姿になりえるでしょう。

 

◆日本代表よりも「己の走りの楽しみ」を優先する川内優輝

日の丸を背負って活躍する選手というのは一部の恵まれた選手です。

それゆえ、「日本代表」という勲章は人生で最も大きな糧となることは間違いありません。

ただ、川内優輝選手は「東京オリンピックが全てではない」と考えるはずです。そこに“川内優輝選手らしさ”があるのは、皆さんも同調されているのではないでしょうか。

“自分が走りたい”から世界陸上での代表を目指し、福岡国際マラソンで力強い走りをみせてくれた川内優輝選手。そして、市民マラソンのコースである「愛媛マラソン」でサブテン(2時間10分切り)をするという偉業を見せてくれた川内優輝選手。

実業団ランナーであれば“考えられない”、規格外の走りを見せてくれる川内優輝選手の「独自性」をリスペクトする市民ランナーの方々も多いでしょう。

そもそも川内優輝選手の走りのモチベーションの原点は「走ることの楽しさ」なはずなのです。

その点、実業団ランナーであれば「走ること」=「会社に雇われていること」と言っても過言ではないでしょう。

多くのランナーが「東京五輪」を目指す傍ら、通称・公務員ランナーとして世界を股にかけるランナーであることを選んだ川内優輝選手は、とにかく「走ることが好き」という強さがあるわけなのです。

 

◆川内優輝は本当に「暑さ」が苦手なのか

世界陸上で同時に選ばれた中本健太郎選手といえば、別府大分毎日マラソンで川内優輝選手とデッドヒートを繰り広げた歴史があり、「川内優輝選手ありき」で語られることに不満は強かったでしょう。

そんな中本健太郎選手の強さといえば「暑さに強いこと」と「安定感が抜群にある」という点です。

逆に常に川内優輝選手が口にするのが「僕は暑さに弱いランナー」だというところ。

実際に川内優輝選手が“暑さに弱いのかどうか”は本人の体質によるもので、たとえば気候の条件は国によっても違うものです。

アスファルト・ジャングルであるである「東京五輪」での栄誉を取るのか、「今を生きるランナー」として世界陸上で全力を尽くすのか……。

川内優輝選手が“暑さ”という観点のみでは「東京五輪」を諦めたと考えるのは、時期尚早かもしれません。

 

まとめ

川内優輝選手といえば、どうしても注目されがちな選手です。

「走りに対する哲学」や「美学」があるからこそ、その走りに魅了されるランナーが多いのは当然だともいえます。

世界陸上2017で活躍できるか否かよりかは、川内優輝選手が“いかに楽しんでいるか”に着目できると、より今後も川内優輝選手の走りを楽しめるはずです。

 

【画像出典】

http://www.chroniclelive.co.uk

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Runjoy!編集部です。 【編集長プロフィール】 愛媛県松山市にいる市民ランナー。大阪生まれで東京でメディアマンとしても活躍。 フルマラソンは未だサブスリーしておらず。 【PB】 フルマラソン: 3時間3分 ハーフマラソン:1時間23分(非公式) 10km:36分29秒 5km:17分50秒(非公式) 「ランニングフォーム」や「健康」を第一に考えるランナーです。 楽しく走りつつ、マナーのよいランナーになるのが目標です!