スイムとランニングはどちらが脳に良いか

ランニング

ジョギングやランニングには、運動によるダイエット効果はもちろん、筋力がついて毎日の生活がスムーズになりやすいということが挙げられます。

その他にも、「リズム運動」であることから“セロトニン”の分泌が活性化し、マラソンなどではアドレナリンやβエンドルフィンの分泌があるおかげで、「脳が元気になる」という効果は有名ですよね。

同時に「脳に良い」とされるのがスイム運動です。

ただ、どちらかと言えば“爽快感”に関してはスイムよりもランニングにありと考える筆者ですが、それについて科学的な分析はなされているのでしょうか?

 

◆リズム運動による有酸素運動が脳にもたらす健康効果

ジョギングやランニングは、淡々と同じリズムを刻みながら前進する「リズム運動」の一つですよね。

そもそも「リズム運動」がなぜ脳にいいとされるのかは、集中したリズム運動により「セロトニン」が出やすい効果があるためです。

別名、「幸せホルモン」といわれるセロトニンには、“多幸感”や“高揚感”を得ることができるので、日頃、ストレスを抱えて不眠である、あるいは職場や学校で鬱々としているという方でも「ポジティブ思考」になることができるのが、今のランニングブームの理由の一つといっても過言ではありません。

もちろん、リズム運動はランニング・ジョギングにかぎらず、ウォーキングやマインドフルネス(集中した瞑想運動)、踏み台昇降運動でも得られますが、ジョギングやランニングが脳に良いとされるプラス効果には「景色の移り変わり」を視覚から得ることができるためです。

なので、ゆっくりとしたジョギング or LSDで観光先を周るというランナーは多く、これが「セロトニンの分泌」と同時に「ストレス解消」にもつながる相乗効果があるわけです。

 

◆スイムも負けていない!スイムが脳に良い理由

スイム

競技志向の方はもちろん、ランナーが怪我をしたときに「クロストレーニング」として行うことが多いのがスイムでしょう。

近年は「走る・泳ぐ・バイクを漕ぐ」というブームなので、必然的にトライアスロンにチャレンジするという“鉄人”も多いでしょうが、そもそもスイム自体にストレス解消効果が多く、脳に良い物質がたくさん分泌されます。

スイムは「リズム運動による脳への効果」よりかは、「浮力や水の感触」に癒やし効果が高いことは有名ですよね。

しかもスイムは足腰に負担がなく、肩こりや五十肩にもいいとされる運動なので、シニア世代でも10代から40代のスイマーよりも断然速いという方もめずらしくありません。

スイムは、浮力や水の感触から得られる「ノルアドレナリン」と同時に「セロトニン」も分泌されやすいので、必然的に快眠につながる「メラトニン」が分泌されやすいです。

しかも水中での全身運動は思っているよりも「エネルギー消費」が高く、スイム後に“お腹が空いて仕方ない”という状況になるスイマーも多いですよね。

一流のスイマーが、並外れた食事量なのをTVや雑誌で見られたという方も多いのではないでしょうか。

ただ、スイムの「スイマーズハイ」よりも爽快感があるのが、ランニングの「セカンド・ウィンド」なわけです。

 

◆セカンド・ウィンドを求めて走るランナーも多数

「スイマーズハイ」は実は筆者も経験があります。と言っても筆者の場合は「ゆっくりのクロールで2000m程度」の水泳しかしないので、「スイマーズハイ」なのかどうかは疑わしいところもあります。

ただ、突如、泳いでいることが「楽」になることも多々ありました。

これはいわゆる、ランニングにおける「ランナーズハイ」に近いものだと思われがちですが、ランナーズハイはそうそう簡単に感じることができるものではありません。

多くのランナーが「集中ゾーン」に入る状態のことを、「セカンド・ウィンド」といいます。

「セカンド・ウィンド」の集中状態になると、息遣いが楽になり、いくら走っても苦痛を感じない時間が長くなります。

これは「マインドフルネス」とも同様、瞑想に近い効果があり、この状態で走りきった後の爽快感が癖になるというランナーも少なくありません。

スイムでは「癒やし・快眠効果」が高いのに対して、脳が感じるストレス解消にはランニングやジョギングが向いていると筆者は考えています。

もちろんスイムもストレス解消は高いのですが、“爽快感”という観点からは、ジョギングやランニングの方が「体感できる爽快感」が段違いに高そうです。

ランニングもスイムも、脳への健康効果は高いものです。

スイムもランも苦痛でない方は、両方をうまく取り入れた練習で、これからくる「夏」を乗り切ることができれば、秋から冬のマラソンシーズンでのレベルアップを感じることができるでしょう。

 

まとめ

結局、スイムもランニングも、どちらも“脳に良い”ということはおわかりいただけたと思いますが、中には「スイムが苦手」というランナーも多いでしょう。

そんな場合、故障中のクロストレーニングとして「水中ウォーキング」を取り入れる方も多いです。

「水から得られる快楽物質」も、決して「セカンド・ウィンド」には負けていないでしょう。

ストレス社会といわれる現代ですから、心身ともに「健康管理」をランニングやスイムで“いいとこ取り”をするといいのかもしれませんね。

photos by PEXELS

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Runjoy!編集部です。 【編集長プロフィール】 愛媛県松山市にいる市民ランナー。大阪生まれで東京でメディアマンとしても活躍。 フルマラソンは未だサブスリーしておらず。 【PB】 フルマラソン: 3時間3分 ハーフマラソン:1時間23分(非公式) 10km:36分29秒 5km:17分50秒(非公式) 「ランニングフォーム」や「健康」を第一に考えるランナーです。 楽しく走りつつ、マナーのよいランナーになるのが目標です!