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腰高ランニングフォームで安定した走りを維持するコツ

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腰高ランニングフォームで安定した走りを維持するコツ

昨日、久々にロング走をして持久力の衰えを痛感している筆者です。

フォームを意識しつつのロング走を行いましたが、疲れてきたときに多くのランナーが陥りやすいのが「腰が落ちたフォーム」ですよね。

ご多分に漏れず、筆者もフルマラソンのラストは腰が落ちて無理やり腕を振らされてしまいます。

腰高で安定したフォームは、短距離から長距離まで必須ともいえることですが、実はこの腰高フォームを保つには“体幹の柔軟性”が重要なんです。

体幹を鍛えても腰高フォームが維持できない理由

腰高フォームを維持するには、体幹を鍛えるというのは大前提ですよね。

ただ、はたして「走る」という行為で、うまく体幹を使えているランナーは何割程度いるのでしょう?

もちろん、筆者も疲れてくると肩が動いてしまい、脇が開いて肘と体幹がうまく連動しないということは多々あります。むしろ、フォーム改善しようと努力しつつも、結局、なかなか改善できない状態。

ただ、筆者の場合は体幹自体は“柔らかく使えている”とは自負しています。

「え? その肉団子のようなお腹で?」と自分で突っ込んでいますが、体幹の強さだけではうまく「腰高フォーム」が保てない可能性があるんです。

その理由は、体幹を鍛えても、体幹周りが“硬すぎる”ということが原因の可能性もありますよ。

体幹周りの柔軟性をチェック!ボクサーが強いパンチを打てるワケ

体幹を鍛えても、そのムキムキ具合がうまく使えていない……!

そんな思いをしたランナーも多いのではないでしょうか?

日々、プランク、サイドプランク、ランジに腕立て伏せとメニューをこなしていても、その鍛え上げられた筋肉が硬いと、うまく“捻り”が使えていない可能性が考えられます。

たとえば、ボクサーが強いパンチを打てるのは、強い筋力だけではありませんよね。

実際にシャドーボクシングをしてみれば分かるのですが、強いストレートを打つ時に始めに動く筋肉は、腸腰筋や腹斜筋なんです。

腸腰筋や腹斜筋の“捻り”から腕がまっすぐ繰り出され、腸腰筋や腹斜筋の“タメ”によって生まれたストレートパンチは、かなり強い威力を発揮できるわけですね。

また、ボクサーはステップでリズムを取っている際も、主導となっているのは体幹です。

常に体幹を柔らかく使えているボクサーは、持久力にも優れますし、強いパンチを打ち続けられるわけなんです。

それはランナーにも同じことが言え、体幹の“タメ”と“捻り”が太ももを大きく上げ、その反動の繰り返しで両足がリズムよく繰り出されるんです。

また、『体の真下で着地すれば故障しない』でもご紹介したように、着地を体の真下で行うことにより、より推進力が生み出される「腰高フォーム」を保つことができるわけですね。

今回改めて気づきましたが、ランニングフォームって奥深いですよね。

体幹に柔軟性があるかないかは、肋骨周りをグリグリして痛くないかどうかで分かるようです。

「痛い」という方は、体幹の柔軟性を向上させるとランニングパフォーマンスも上がる可能性が高いです。

体幹の柔軟性を上げるのは「肩甲骨」にあり!

筆者も一日10時間以上はパソコン作業をしているので、肩こりには悩まされることが多いです。

そんな肩こりや首こりを解消するために、“肩甲骨周りの柔軟性”は意識するようにしています。

デスクワーク中に肩甲骨をほぐすようにストレッチをすることが多いのですが、実はこの肩甲骨の柔軟さが“体幹の柔軟性”に大きく関与しています。

そもそも、ランニングは腕を振って、体幹がその反動に連動して太ももが繰り出される運動です。

持久力があるかどうかは、外的要因でいえばその後の「着地」でいかに衝撃を和らげることができるかで大きく変わってくるんです。

要は、いかに肩甲骨を使って腕振りができているかどうかで、体幹の柔軟性も変わってきます

肩甲骨周りに柔軟性が増すと、肘も引きやすくなりますよね。肘が引けると、体幹もグッと大きな“タメ”と“捻り”を生み出すことができるわけです。

そこからは詳しい説明は不要ですよね。

体幹の柔軟性によって生み出された“タメ”と“捻り”によって太ももはスムーズに繰り出され、ブレのない「腰高フォーム」のまま推進運動が連続されるんです。

体幹の柔軟性=肩甲骨の柔軟性といっても過言ではないですよ。

腰高ランニングフォームまとめ

「体幹を鍛えているのに、なかなか“腰高フォーム”を維持できない」という方は、体幹の柔軟性、すなわち、肩甲骨の柔軟性によって走りが大きく変わる可能性があります。

もし腰高フォームの維持に悩んでおられるなら、肩甲骨と体幹の柔軟性を意識してみてくださいね。

この記事を書いた人

わたぞう
大阪生まれ愛媛県松山市にいる市民ランナーです。 フルマラソン2時間57分、ハーフマラソン:1時間23分、10km:36分29秒、5km:17分32秒 「ランニングフォーム」や「健康」を第一に考え、楽しく走りつつ、マナーのよいランナーになるのが目標です!
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