RUNJOY!

ランニングと健康を楽しむブログメディア

真夏の30km走は効果が高いのか

time 2016/08/12

真夏の30km走は効果が高いのか

お盆休みのスタートに、某・先生と30km走をした筆者です。

コースは起伏も入れて、高度上昇は250mに近い30kmのコース。7時にスタートしたとはいえ、その30km走は35kmにも感じられましたよ。

「夏に負荷をかけるのは、特に意味はない」ということは科学的に分かっているものですが、理論武装を跳ね返すこともできるのがマラソンの醍醐味。

夏のロング走、かなりの効果があると感じられ理由をご紹介しちゃいましょう~。

sponsored link

◆夏の30km走に挑んだという意味

そもそも筆者は長い時間走るのが苦手です。

ただし、フルマラソンというのは“努力が結果に出るスポーツ”の代表格ともいえるほど、練習での成果が本番に出やすいわけです。

もちろん他の競技にも“努力要素”は基礎的なベースとしてあって当たり前なのですが、マラソンや駅伝は「センス」以上に「努力」の振り幅が大きい競技です。

いくらハーフマラソンが速くても、10km、5km、1.5km、2ラップ、そしてスプリント戦に秀でていても、フルマラソンで必ず好走できないのがフルマラソンのいいところ。つまり、努力次第で天才肌に打ち勝つことができる競技ともいえますよ。

競技は違えど、「ゴルフ」に似ているのがマラソン。センスありきと思われがちなゴルフですが、実は何百球、何千球、何万球と打ち込んで、ようやく自分のスイングの形を身につけていくことは、ランニングでフォームを固めるのに似た感覚を覚えます。

昭和の時代をスポーツで活躍された方はめずらしくない「根性論」。

筆者の大の苦手の「根性論」ですが、要は夏に長距離をするということは、メンタル強化の側面も強いわけなんです。マラソンというのは、30km以降にいかに自分のメンタルに打ち勝つかが勝負の分かれ目になることも多々です。

ラッキーパンチがないマラソンのタイムアップには、「真夏の30km走」は“練習効果”よりも得られる「根性」が身につくはずです。

筆者には根性がないので“はず”としておきましょう。

 

◆真夏のロング走での注意点

ただ、いくら根性でメンタルを鍛えるため、また真夏に脚をしっかりと作りたいとはいえど、真夏の3okmを超えるロング走にはリスキーな面もありますね。

 

脱水症状

夏に運動をしていると、暑さに強くなる“耐熱効果”が身につきます。筆者も過去ほど、練習中に水分を摂らずとも平気な体質になりました。

ただ、これは実はかなり危険な行為でもあります。

夏に外を歩くだけでもふつうではない気温なので、昼間に外を走るというのはある意味“自殺行為”ともいえます。

ボトルポーチをつけるなど、水分補給は必須です。

 

水中毒

「夏は暑いから水分補給をしっかり」というのは、今の高校野球ではあたりまえですね。一昔前は、「うさぎ跳び」やら「練習中は水は飲まない」とありましたが、今やこの「根性論」も鼻で笑われる時代。

ただし、練習中に水を飲み過ぎると、いわゆる「水中毒症状」になりやすいんです。

仕組みは「ググってくださいね」と言いたいところですが、一言でいえば死の可能性もある症状です。

発汗により水を大量に摂取すると、摂取した分の水の量が上回ってしまい、体内のナトリウムが低下して血中の塩分が低下する、この症状。ひどいときには、そのまま昏睡状態になることもありえます。

またランナーの場合は、そのまま熱中症と合併して、めまいや頭痛が続くこともあるので注意。その際、脚も痙攣しやすくなります。

昭和に、「練習中の水分補給は禁止な!」と言っていたのは、あながち“大きな間違い”ではないわけですね。

 

熱中症

上記2つを挙げたので“言わずもがな”でしょうが、「熱中症」が真夏のロング走で一番危険なことです。

筆者も調子に乗って10km走でキロ3分台ギリギリをキープしたとき、暑さや呼吸困難で倒れかけたことが何回かあります。

10kmまでなどであれば夏は“適距離”ともいえそうですが、ロング走は熱中症の危険性も高まります。

スタート時間を早朝にしたり、ペースを落とすなどの工夫は大前提といえますね。

 

こうした症状を防ぐには、ほどよい水分補給と栄養補給、また飴などで塩分をしっかり補給するのも大事です。

命を落としても惜しくないならまだしも、命を削ってまで真夏にロング走をしなければならないということはありません。

 

◆夏のロング走での効果はない?

結論から言うと、トップアスリートや暑さに慣れているランナーを除けば、ロング走の定義を“距離”から“時間”に変えるべきでしょう。

そうすると間違いなく、効果は高まります。

冬は自分の目標ペースで距離を踏めますが、夏はどうしてもペースも落ちてしまいます。どんなトップランナーでもそうではないでしょうか?

そういった際、無理に距離とペースを目標に掲げると、ペースはガタ落ち、最悪の場合は体調不良にも陥るリスクも高いわけです。

そのリスクを軽減させ、夏でも脚を作りたい場合は“走る時間”にこだわるほうがいいでしょう。

たとえば2時間走や3時間走で、“長い時間走れる体づくり”を目標にすると、秋以降に故障しにくくなったり、走りのベースができあがりますよね。

無理は禁物ですが、夏のロング走で“効果はない”とうことはなく、定量的評価を「距離」から「時間」に変えることができれば、ランニング後の自己満足度も高まるはずですよ。

いかにモチベーションを保つかも夏の練習では大事なことですから、“走る時間が長ければ長いほど効果が高い”などで、あえてペースを落として走ることに抵抗感をなくすことも、真夏のロング走で“効果がある練習”といえます。

 

まとめ

悠長なことを言っていますが、実は筆者も11月には「神戸マラソン」が待ち受けています。

2年前は後半の橋で「脱水症状」で全身が痙攣した筆者ですが、夏の練習でそのトラウマを払しょくするのも、一つの「メンタル強化」ともいえそうです。

ただ、真夏の練習はもちろん、無理は禁物。

筆者のように、“涼しいところでアイスクリームを頬張り続けること”に寛容になることも大事ですよ。

 

【画像出典】

http://www.jubileehalltrust.org

sponsored link

down

コメントする




CAPTCHA


Profile

Wataru Ōno - Runjoy! webmaster

Wataru Ōno - Runjoy! webmaster

愛媛県松山市で走る市民ランナー。 未だサブ3ができていない、ウンチク野郎。 食べることが好きすぎて一向に痩せないことで有名。 ◆PB フルマラソン: 3°03’16" ハーフマラソン: 1°25'50" 10km: 36'29" 5km: 17'50"

Instagram & JogNote



sponsored link