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「かかと着地」が理想なのは嘘!? 非効率で膝の故障も…?

time 2016/04/10

「かかと着地」が理想なのは嘘!? 非効率で膝の故障も…?

最近、よくキュレーションメディアで「ダイエットにはランニングがいい。そして、痩せるためには“かかと着地”が理想です」という内容の記事が載っていて、「安易にかかと着地を勧めたらあかんで!」と、心の中で警鐘を鳴らしていた筆者です。

ただ、心の中だと皆様に伝わるものも伝わらない。

決して、“かかと着地”がダメなわけではありません。

ただ、“あえてかかと着地を意識して走ること”は、ランニングフォームでは非効率なことだというのが私見なんです。

また、“フォアフット”だろうが、“ミッドフット”だろうが、“ヒールストライク”だろうが、着地の箇所はどうでもいいというのも持論。

ただし繰り返すようですが、“かかと着地の推奨”には違和感を覚えざるをえませんので、今回はそちらについて触れさせていただきます。

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◆「かかと着地」が非効率なワケ!動画でまずはヒールストライクをチェック

ランナーとは程遠い“肉付きの良い体型”を使用しての解説となり恐縮ですが、上記の動画は“あえてかかと着地で走った時のフォーム”です。

ややオーバーにはなりましたが、このかかと着地でのフォームは走る効率が悪くなります。

元のフォームが良いとはいえないのですが、そちらはご容赦くださいね。

上記がかかと着地で走った際のフォームです。矢印の肩の部分は力が入ってしまい、腰まわりの回転もできていなく、骨盤が後傾しやすくなってしまいます。

骨盤が後傾すると、走る上で上半身をうまく使えません。なので、ひざ上の筋肉に負担がいき、膝痛の大きな原因になる可能性すらあるんです。

あくまで“筆者がかかと着地をした際の感じ方”なので、全ての人に当てはまるわけではありませんが、少なくとも筆者は“かかと着地”で走りに精彩をかくことが多いと感じました。

メリットといえば、スピードが上がらないので、ゆっくりジョグをするのにはいいのかな?といった点です。

ただしこれはフォームを崩す元だとも考えていて、ゆっくりのジョグでもピッチやストライドのリズムは、本来の走りと同じであるべきだというのも持論です。

これは、膝の溜めなどでうまく調整することができるんですが、個人個人の体感によって説明の仕方が変わってきますので、“膝の溜め”については別の機会でご説明しようと思っています。

 

◆かかと着地をやめて「骨盤前傾」で走った時のランニングフォームはこちら

こちらも、「猫背やんけ!」とか、「腕のふりおかしくね?」というツッコミはお控えいただきたく……。

ただ、先に挙げた動画よりもスムーズに前へ推進できているように見えませんでしょうか?

かかと着地だと、どうしても“カクカクカク”といった上下のエネルギー運動で、前へ進むエネルギーが殺されがちです。

ただ、骨盤を前傾させて、上半身のリズムを重視した走りだと、“スイーッと”前に進む感じです。

丸をつけた部分を見ていただきたいのですが、お腹周りをドローインする感覚だと、骨盤が自然と前傾して着地がミッドフット気味になります。

着地に関してましては、あまり接地の箇所を意識することはありません。結果的にミッドフットからフォアフットになり、こちらの方が脚へのダメージも少なく、前へ自然とエネルギー運動が起こることができますよ。

また、骨盤を前傾させて走ると、肘が自然と引けて、肩甲骨もしっかりと動きます。

なので、上半身主導で走ることができ、全身を使った着地になるので、脚への負担も減るんですね。

上下のムダな動きもなくなるので、膝周辺の筋肉へのダメージも軽減します。

 

まとめ

いかがでしょうか。

実業団の方を例に出すと(恐れ多いですが)、佐川急便の山本亮選手のように、ヒールストライクでもとてつもなく速い選手も多いです。

ただ、これは結果的に骨格がヒールストライクの方が速く走れるようになっているわけであって、決して意識して“かかと着地をする”というのは、筆者個人の意見としては「ちゃうやろ?」と思うわけなんですね。

ランニングフォームというのは、100人のランナーがいれば100通りあるともいわれます。しかしながら、「答え」はないものの、「共通点」はあるんじゃないでしょうか?

筆者は今でも非効率なランニングフォームですが、過去はもっと悲惨なものでした。

練習量も大事ですが、ランニングフォームを改善するといったアプローチも記録向上への近道なはずですよ。

日々のジョギングで自分との体と対話を繰り返して、日々ランニングフォームを改善していく楽しみ。

みなさまも、ぜひ。

 

【画像出典】

http://cdn-mf0.heartyhosting.com

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Wataru Ōno - Runjoy! webmaster

Wataru Ōno - Runjoy! webmaster

愛媛県松山市で走る市民ランナー。 未だサブ3ができていない、ウンチク野郎。 食べることが好きすぎて一向に痩せないことで有名。 ◆PB フルマラソン: 3°03’16" ハーフマラソン: 1°25'50" 10km: 36'29" 5km: 17'50"

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