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駅伝で「気持ちで勝つ」という本意

time 2016/03/14

駅伝で「気持ちで勝つ」という本意

2016年3月13日は、今治市玉川町にて「第50回愛媛県クラブ対抗駅伝競走記念大会」が開催されましたね。

筆者も「松山平田クラブ」という“ほのぼのチーム”で参加させていただきました。

チーム皆様の走りは自分の不甲斐ない走りとは別格に、“ほのぼのチーム”となめてかかっていた筆者の走りとは異なり、皆気持ちの強い走りをされていて、筆者はそれに「負けました」。

駅伝を走る上で一番大切なのは“チームワーク”であることが間違いないのは、多くの駅伝ファンならご存知でしょう。しかし今回、筆者は「気持ちで負けていた」ことにおいて、非常に悔いの残る大会になりました。

駅伝やマラソン、特に駅伝では、「気持ちで勝つ」という言葉が多用されますが、筆者にとって、この「気持ちで勝つ」の本意を知った大会でしたので、今回はそれについて考察しました。

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◆駅伝で気持ちで勝つには「レース前に勝つ」必要があり

駅伝という競技は、単独で走るマラソンとは異なり、自分自身のタイムがチームの結果を左右します。なので、1秒でもタイムを縮めるという“気持ちの強さ”が、本来の自分の力以上のタイムが出せることも多いんですね。

そして今回、筆者はレース前から気持ちで負けていたんです。というのは、「苦手、苦手」と常に逃げ回っている坂道コースの10km区間を担当したからなんですね。

筆者は3部の1区を走らせてもらったのですが、過去の経験、取り分け1年前の「まつの桃源郷マラソンハーフ」と、今年の「大島駅伝5区」での失敗のトラウマが払しょくしきれず、坂道では“自分の走りはできない”という、言い訳を作ってしまっていたわけです。

また、今治シティマラソンの10kmのようなフラットコースなら、36分から37分で走っているということも、坂道への苦手意識を逆に強めてしまっているということになりました。

結果、筆者の区間タイムは39分28秒。3部での区間は18位だったので、はっきり言って“悔しい結果”になったわけです。

最後はIクラブBさんにタスキリレー直前で交わされたにも関わらず、“悔しい”という気持ちがわかなかった。このことにすら筆者は“悔しい”と感じました。

これがタスキリレー直前なのですが、本当に「気持ちが強い」のであれば、もっと必死な顔をするのが、駅伝でのタスキリレーでしょう。

「体がつらいから。もう限界」

このような気持ちに負ける駅伝ランナーは、はっきり言って駅伝を走る資格すらないのではないかと思うんです。

「気持ちで勝つ」というのは、いわば「自分の走りとか見栄を捨て去って、タスキを早くつなぎたいという気持ち」だとも考えられますね。

 

◆駅伝で「気持ちで勝って」快走するには

こちらが、筆者のGarmin計測での10kmのLAPです。

気持ちで負けているから、“坂道で攻められない”走りをしてしまったわけです。もし、少しでも競争心が強ければ、もっと前目で歯を食いしばってペースを上げるべきなのでしょうが、「失速が怖い」という理由で抑えて走ったわけなんですね。

ただ、少しでも早いタイムでタスキリレーをしたいという面では、実は今回のペース配分に関しては“満足”しているんです。矛盾するようですが、結局、自分の実力以上の走りをしてしまっては、“大失速”という結果もありうるわけなんですね。

要は、今回気付いた「気持ちで勝つかどうか」というのは、駅伝のレース中に発生するわけじゃないんですね。

もっと前の段階、たとえばレースの一年前、半年前、3ヶ月前、1ヶ月前、そして1週間前。

一つの大会に向けて、気持ちを切らさずに練習を継続できる駅伝競走のランナーこそが、「気持ちで勝つランナー」になりうるわけです。

筆者はあまり“根性論”だとか“努力”だとかは信用しません。というか、それだけの気持ちの強さがないのでしょう。

ただ、今回感じたのは、“駅伝において気持ちで勝ちたいのであれば、駅伝に向けての思いを強く持ち、継続して練習をすること”なんだと痛感したわけです。

 

◆駅伝で走るチームの垣根の問題

愛媛県クラブ対抗駅伝というのは、実は様々な制約があり、一度そのチームで走れば「来年は違うチームで走る!」ということはできません。

これが「不自由」だとか、「融通が効かない」という意見も多く、筆者もこれまでそう感じていましたが、これは理に適ったルールではないでしょうか。

何度も力説しているよう、駅伝では“気持ちで勝つ”ことが大事です。

比較しては失礼ですが、箱根の駅伝ランナーだって、一年に一回の大会のために、同じ釜の飯を食って、同じ輪で練習して、同じカラーのユニフォームでタスキをつなぐ……!

老いてきたせいか、筆者もずいぶんと頭が固くなったようですが、これこそ“駅伝の醍醐味”なんですよね。特に、格式の高い伝統大会であればそうです。

確かに、「企業名はダメ」だとか、「クラブチームはダメ」だとか、よく分からないマイナールールもありますが、駅伝というのは、それだけの制約がある中で、そのチームでタスキを繋いで結果を争うということが楽しいのかもしれません。

だから、本来いるべき場所におらず、違う色のユニフォームでタスキをつなぐというのは、筆者はこれは“気持ちで勝つのは不可能”だと思うわけです。

その日のコンディションで、単独でいい走りができることもあるでしょう。

でも、果たしてそれは「積み重ねてきた気持ちの強さ」を発揮できた成果なのでしょうか?

 

まとめ

今回、筆者は“気持ちで勝つ”ことができませんでした。確かに、区間タイムも遅く、それも悔しいのですが、気持ちで勝てていればもっと違う走りができたはず。

もっと感情をむき出しに、チームのために走る駅伝がしたい。

次の駅伝競走ではこのことを忘れず、そして気持ちで勝つためにしっかりと練習をしたいと思ったわけです。

やはり駅伝はマラソンより奥が深いですね。個人的な意見ですが、マラソンも駅伝も、練習の継続が結果につながることは間違いありません。ただ、駅伝の場合は、もっと非科学的な“気持ち”だとか“絆”だとかが複合するスポーツなんです。

駅伝で気持ちで勝つには「継続」そして、「チームの力」を最大限に活かしたいですよね。

精進したいものです。そして、来年こそは「気持ちで勝つ駅伝」を楽しみたいと思った筆者でありました。

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コメント

  • なるほど、身につまされる思いがします。
    駅伝の際、あまり速くない私はいつも引け目を感じて参加していましたが
    本番になると心に火がつきます。でも、ろくな練習もしておらず何の裏づけも
    ないガッツでは当然見合うだけの結果等ついてくる筈がありませんね。
     おっしゃる通り、本番を見据えた練習に対する真摯さ、苦手を克服する強い
    気持ちと本番でのどれだけ出し切れるかの闘争心など全てのバランスが調和
    できなければ最高の結果は出ないのでしょうね。
     私も言い訳はそこそこに、精進したいと強く思います。

    by カウナス €2016-03-14 12:27 PM

    • カウナス様、
      コメントありがとうございます。そして昨日はありがとうございました。

      否、結局はレースでの思いが大事だと思います。
      その思いのためには、普段の練習が大事だと思うのです。
      僕も精進します(´・ω・`)!!

      by infojog €2016-03-14 9:00 PM

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Wataru Ōno - Runjoy! webmaster

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愛媛県松山市で走る市民ランナー。 未だサブ3ができていない、ウンチク野郎。 食べることが好きすぎて一向に痩せないことで有名。 ◆PB フルマラソン: 3°03’16" ハーフマラソン: 1°25'50" 10km: 36'29" 5km: 17'50"

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