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「目的のある走り」と「目的のない走り」のジレンマ

time 2016/03/04

「目的のある走り」と「目的のない走り」のジレンマ

暖かい小春日和が続いて、ジョグをしていても気持ちのいい日が増えましたね。

3月ともなると、本命のフルマラソンが終わって一段落したという方も多いのでは?

筆者もその一人で、3月13日の「クラブ駅伝」、4月の「まつの桃源郷ハーフマラソン」、5月の「朝霧湖ハーフマラソン」とあるものの、何となく一息落ち着いたムードになっています。

本命レースが終わると、「モチベーションを保つのが難しい」という方も出てくるかもしれません。中には、燃え尽きたように“全く走らない”という方もいらっしゃるかもしれませんね。

どちらにせよ、走るということは日々の“習慣”だと思う筆者ですが、中には「モチベーションが上がらずに困っている」という方もいるかもしれません。

そんなモチベーション低下ランナーさんに、知ってもらいたいことがあるんです。

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◆練習では「走る目的」を持つことが大事

筆者はスピード練習に特化した練習も、距離稼ぎの練習も、どちらも肯定的ではありません。

となると、まるで走らない人のような口ぶりですよね。

要は、“自分にあった練習”を、“なぜ、今この練習をしているか”と目的を持ってやることがベストだと考えるわけでして。

何度も言っていることなんですが、たとえばランニング雑誌やWEBの情報そのままを真似て練習しても、いかほどの効果があるのか、疑うばかりなんです。

フォームと同じで、自分の型にあった練習というものが必ず存在するはずだと考えているんですね。

だから、“疲労抜きジョグ”となんとなく60分走るのも肯定的ではないですし、ひたすらインターバルをやるのも非効率だと思っています。

と言いますか、それだと“楽しくない”と思うんですね。

今この瞬間に、“なぜこの練習をしているのか”という目的意識を持つということ。これだけで練習の濃度というものが、かなり高まると思うんです。

たとえば、60分ジョグをするのだって、いろんな意味がありますよね。

先に上げた“疲労抜きジョグ”であれば、体のどの部位をほぐしたくて走るのか意識したり、ピッチは落としてもストライドは従来通りにするにはどうすればいいのかを意識する。

あるいは、体重減のために60分走ることだってありますし、フォーム矯正のために60分走ることだってあるはず。

“60分走る”という一つの行為ですら、練習では色んな意味を持ちますよね。

坂道走をするのだって、単純に心肺機能を上げたければ死ぬほど追い込めばいい。

でも、たとえば肩甲骨の動きを変えてみるだとか、脚のさばき方やピッチを工夫してみるとか、“全ての練習に、全ての目的を持つこと”、これがランニングで“練習量をこなさなくてもレベルアップできる秘訣”だと考えているんです。

ちょっと宗教じみていて小難しいなと書いてて自分でドン引きしましたが、でもこれって重要なんですよ。

走るたびに、目的をもった走りをする。

これってすごい大事です。でも、それだけでは“走ることに疲れる”ってこともありうるわけです。

 

◆タイム至上主義、競争至上主義が陥る「モチベーションの低下」

「走る目的」は、レベルアップには確かに大事です。

でも、走ることって“もっと単純で、楽しいことだ”という一面もあるんですよね。とはいえ、たとえばどこかのチームに所属していて、誰かに負けたくない。

サブスリーがしたい。区間賞を取りたい。

記録ばかり追い求めると、どうしても“心の疲れ”が出る方が多いです。

特に、目標を持っていたものの“達成できないからあきらめる”とか、逆に“達成してしまったからもう走るのはいい”とか。

これが多くのランナーが陥る“モチベーションの低下”だと思うんですね。

でも挙げたよう、走ることって単純なはずなんです。

子どもたちが公園で笑顔で走ることだって“楽しいから”でしょうし、もともと走り始めは「楽しかったなぁ」と思っている人だって多いはずです。

ただ、“目的を持って走ること”が、モチベーションの低下につながる恐れだってあるわけですよね。

記録を突き詰めた結果、走ることが苦痛。これでは本末転倒だと思うんです。

でも、筆者しかり、“記録を向上させることがモチベーション”というランナーも多いはずです。むしろ、それがモチベーションとなっているランナーの方が多いかもしれませんね。

なので、この“ジレンマ”に関しては、非常に「面白いな」とも感じますし、「難しいな」とも感じるわけですね。

 

◆走ることが習慣な人はモチベーションすらない?

結論から言ってしまえば、「モチベーションが低下するランナーは、無理して走らなくていいのでは?」ってことです。

逃避行の旅、それもけっこうだと思います。

スイムに転向。トライアスリートは尊敬します。

でも、“走ること自体が好き”って人は、走ることが生活のルーティンなはずなんですね。

ご飯を食べたり、お風呂を入ったりするのと一緒で、走ることも生活の一部なはずなんです。むしろ、“走らないことがおかしい”と思える。これが、“走ることが習慣化したランナー”なので、そもそもモチベーション自体が存在しない可能性があるんですね。

もちろん、大会があればその大会に向かって練習メニューを組み込むでしょう。

その時は、“目的をもった走り”をすればいいんではないかと思うわけです。

もし大会が終われば、“ルーティン化した走り”にスイッチすればいいんじゃないでしょうか。“モチベーションが低下した”と悩む必要はないはずです。

 

まとめ

やや理屈っぽいことを書きましたが、要はランナーにとって、“走ることが楽しい”と思えるほど幸せなことはないということです。

走るモチベーションとか、そういうことはむしろ議論する余地もない。

そういうランナーに筆者もなりたいと思っています。

特に、こういう気持ちはウルトラマラソンを走るランナーに多いのかもしれませんね。筆者は10km以下ばかりを好むので、ウルトランナーの方には尊敬の念すらあります。

“目的を持った走り”と“目的のない走り”のジレンマ、むしろこれをコントロールすることがランナーとしての成長なのかもしれません。

 

【画像出典】

http://ihealthnfitness.com

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Profile

Wataru Ōno - Runjoy! webmaster

Wataru Ōno - Runjoy! webmaster

愛媛県松山市で走る市民ランナー。 未だサブ3ができていない、ウンチク野郎。 食べることが好きすぎて一向に痩せないことで有名。 ◆PB フルマラソン: 3°03’16" ハーフマラソン: 1°25'50" 10km: 36'29" 5km: 17'50"

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