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第54回愛媛マラソンで「サブスリーの壁」に阻まれた男の自分語り

time 2016/02/07

第54回愛媛マラソンで「サブスリーの壁」に阻まれた男の自分語り

2016年の2月7日は、別府大分毎日マラソンがありましたよね。筆者は、同日開催である、地元の愛媛マラソンを走ってきましたが、まさに“地獄”を見た結果となりました。

駅伝の短い区間、10kmマラソン、ハーフマラソンは“ごまかし”がきくのですが、フルマラソンはそれが通用しないことを改めて痛感。

「やはりフルマラソンは甘くない」

日頃は、“イーブンペース”でしか走ることをしないフルマラソン。ただ、“今の自分が冒険してどこまで食らいつけるのか”というのが、今回の愛媛マラソンでのコンセプトでした。PB3時間9分台からの脱却と、サブスリーへの挑戦権を得たかったわけですね。

「あわよくば……」と果敢に攻めたレースでしたが、結局のところ“サブスリー”とはなりませんでした。次につなげるため、本日は完全なる“自分語り”で進行させていただきます。

 

愛媛マラソンレース前1週間前の調整

独断・偏見?サブスリー・サブフォーをするためのマラソンの調整方法』でもご紹介しましたよう、筆者はあの高橋尚子さんの育て親の小出監督の調整方法を好んでいます。詳しくは、過去記事をご参照くださいね。

小出監督の調整方法は、“重い足をつくる”という内容。疲労抜きにはあまり特化していないのですね。

筆者も日頃から“食べ過ぎ”なこともあり、1週前から極端に運動強度を落とさないようにしています。ただでさえ肉付きのいいお腹が、“浮き輪状態”になった経験があり、これが凡走につながったレース経験を通してです。

今回は思うようにいかず、このような感じでした。

月曜日: キロ4分5秒以内で15km+ダウンジョグ

火曜日: ジョグ5kmで疲労抜き

水曜日: ジョグで7km(本来は10km予定が、体調トラブル)

木曜日: キロ4分15秒ぐらいのリズムで5km→キロ3分50秒前後で5km→キロ5分30秒ほどのジョグで5km

金曜日: ジョグ13km

土曜日: スロージョグで5kmとウインドスプリント200mを2本

誤算だったのが、月曜のTTでできた血豆。歩行ができず、結局、本日まで引きずることに。なんとか木曜日から金曜日には、走行は可能な状態へ。これがなければと後悔もしましたが、今回のコンセプトの一つが“プラス思考で自分を騙す”だったので、泣き言はなしです。

 

愛媛マラソンレース当日の心構えは「自分に嘘をつく」こと

筆者は長距離走が得意ではありません。レベルは違えど、あの福士加代子選手も“30kmの壁”に苦しんだよう、筆者も30kmを過ぎると必ず足が重くなります。

これは練習不足もあるのですが、一つは“自分が長距離が弱い”という思い込みが残るためでもあるのでは?と仮説したわけですね。

なので、「自分は絶好調! ロング走は11日前に30kmしただけだが、ペース感覚なら負けないし、足が痛くなるのも気のせい!」と、自分に言い聞かせたわけです。

往々にして、ランナーというのは“嘘つき”でありまして、「いやー、今日ぜんぜんだめなんすよ」とかいいつつ、あっさりサブスリーをするランナーの多いこと。そのブラフというのはいろいろな心理があるのでしょうが、肝心なのは“自分へのブラフ”でしょう。

というのは、30kmを過ぎて体が疲弊してくると、脳が“止まれ”と体に指令を出そうとします。これは多くは“気のせい”なんです。

「痛くない、攣るわけがない、俺は長距離が得意だ、ぜんぜん足が重くない……」

自分を“宗教の世界”へいざなうのも、快走への一手なわけです。

 

愛媛マラソンのレース展開で決定したのは「ポジティブスプリット」

フルマラソンは30km、もしくは35kmから上げるつもりで走るのが理想です。筆者のレベルは低けれど、なるべくイーブンで押し切るというレース内容がベストだと信じて、レースをこなしてきました。

ただ、今回のコンセプトは、“ポジティブスプリットで入った場合、自身の体はどこまで耐えられるのか”ということでした。

そして決定したのが、“3時間のペースメーカーより前で走る”ことでした。集団で走ろうとも考えたのですが、現実にはサブスリーができる足ができていなかったので、一つの“ギャンブル”にかけたわけですね。

5kmまでが平均4分11秒で走行→10kmまでは冷静になって4分15秒平均で走行→15kmまでキロ4分9秒平均に引き上げ→25kmまではそのペースをイーブン

25km通過までは、本当に気持ちのいいレース。気象コンディションも抜群で、“あわよくば”が期待されました。

しかし、やはりフルマラソン。30kmからが地獄です。

30kmまでがキロ4分12秒平均に落ちる→35kmまでがキロ4分25秒まで落ちる→40kmまでキロ4分56秒平均→残りをかろうじてジリ上げ

まさに、“30kmの壁”と“35kmの壁”の両方にぶち当たったわけですね……。


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現状では、“キロ4分25秒イーブンペースが自分の力”と思っていたので、やはりフルマラソンでは“ラッキーパンチ”がないということがハッキリとわかりました。

38km地点では、もはや腰が落ちてストライドも広がらない始末。

愛媛マラソン

内蔵は疲弊し、体幹の弱さで腕を振っても推進力が得られず、大腿筋はガチガチ状態。

もうここからは、自分の脳を騙し騙し、手足の運動を繰り返していただけです。

はたしてこの“ポジティブスプリットコンセプト”が成功したか否かはさておき、今回で自分の実力と、“サブスリーの壁”はそうそう脆くないことを学習しました。

もともと速い方はさておき、筆者のような凡人ランナーがサブスリーを“なめる”と、今回のような地獄が待っていますよ、きっと。

 

サブスリーするためには何が必要か

速い人は体幹が実に強いです。体幹が強いとフォームの乱れがほとんどないので、そのまま腕振りと骨盤の連動がスムーズに続きますよね。これは、“月間走行距離を稼ぐ”より重要なことだと思っています。

才能もあるでしょうが、月間走行距離が100kmに満たないランナーが、愛媛マラソンで2時間45分台を出しているのも“体幹の強さ”が関係していると考えられます。

おめでとうございます、Tさん。

また、LTペースの引き上げは重要ですよね。フルマラソンで走るペースを、普段のインターバルやレペ、ウインドスプリントで“遊び”を作って、フルマラソンでのペースが“ジョギング”と感じられるようになれば、サブスリーも近いのではないでしょか。

もちろん、“走り込みで足を作る”というアプローチもありますが、それではなんだか面白くないような気もするのです。

筆者が再度、取り組もうとしているのは“起伏走”です。体幹をつかさどる腹筋、背筋が自然と鍛えられ、上りでは心肺機能、下りでは大腿筋とハムをしっかり刺激できます。そこでベースを作り、補強運動を取り入れて体幹を鍛える。

これで宣言していた通り、2016年秋から2017年のサブスリーは可能だろうと思っています。

今回、サブスリーはできませんでしたが、3時間9分台から、今回の3時間3分台に伸ばせたのは、自分自身の理屈が“間違っていない”という一つの答えとなりました。

 

まとめ

今日のペースが、“ネガティブスプリット”で進行でき、35kmから我慢できるレースができれば、サブスリーは可能でしょう。ただ、言うは易し。筆者のように、自分に甘い人間は工夫が必要です。

理屈を実行できる人間が、サブスリーランナーになる近道なんでしょうね。

以上、今年こそはダイエットと誓いつつ、体重がうなぎ登りが止まらない筆者の自分語りでした!

 

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Wataru Ōno - Runjoy! webmaster

Wataru Ōno - Runjoy! webmaster

愛媛県松山市で走る市民ランナー。 未だサブ3ができていない、ウンチク野郎。 食べることが好きすぎて一向に痩せないことで有名。 ◆PB フルマラソン: 3°03’16" ハーフマラソン: 1°25'50" 10km: 36'29" 5km: 17'50"

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