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【速報】大阪国際女子マラソンで福士加代子が優勝!【レース詳細あり】

time 2016/01/31

【速報】大阪国際女子マラソンで福士加代子が優勝!【レース詳細あり】

入りの10kmから33分台で、5kmのLAPも16分台で推移した大阪国際女子マラソン。見事“一等賞”の栄冠を手にしたのは、福士加代子選手でした。

タイムは、2時間22分17秒で、リオ内定です。

福士加代子選手があれほど苦しんだフルマラソンで、このような素晴らしいタイムで完走できたことで、リオ五輪への期待が大きく膨らみましたよね。

 

2016年大阪国際女子マラソンのレース詳細

序盤からペースメーカーとともに、かなり速い展開に。キロ3分20秒を切るペースで淡々と走ります。

12km地点では、「ネクスト ヒロイン枠」で果敢にも先頭グループで粘った加藤岬選手も出遅れ始め、ハイスピードのレース展開。

また、スタートの気温は9度でしたが、直射日光がランナーを苦しめたのか、体感気温はおおよそ14度ぐらいの厳しいレース環境と、決して楽なレースではなかったでしょう。

そんな“サバイバルレース”の中、リオ五輪への切符をかけ、福士加代子選手を中心に各選手が積極的なレースを見せてくれました。

特に、筆者注目の竹中理沙選手、福士加代子選手、そして安定感抜群の重友梨佐選手は先頭集団でうまくレースを運び、女子マラソンでは例年まれに見る高速のレース展開に。

15kmは49’57通過ですが、ここで早々に重友梨佐選手が出遅れ始め、いかに速いペースであることがわかります。1kmのLAPも3’19と、3’20を切る“かなりきつい”ペースでのサバイバルレースでした。

ハーフ地点。日本人選手は福士加代子選手と竹中理沙選手が先頭集団で粘りますが、脇腹を抑えたりとかなりつらい様子だったのが福士加代子選手。

暑さもあったのでしょうが、それでも立て直すことができるのが“経験値”の成果だったのでしょう。

ハーフ通過タイムは1時間10分27秒と、当時、野口みずき選手が通過したペースと6秒程度しか変わらないペースなので、かなり速いということがわかりますよね。

ハーフ通過後の先頭集団は、チェピエゴ選手、福士加代子選手、竹中理沙選手の三つ巴で展開。

24kmでは、徐々に竹中理沙選手が出遅れ始めます。それと同時に、チェピエゴ選手も食らいつくのがきつくなり、先頭は福士加代子選手のみの展開へと一転。

25kmは1時間23分26秒と、まさに福士加代子選手の“理想”とするハイペース。ここから、福士加代子選手の単独走の幕開けとなりました。

30kmも近づく29km過ぎ、竹中理沙選手がチェビエゴ選手を抜き2位に浮上しますが、常に3’20のペースで刻む先頭の福士加代子選手とはかなりの差が開きます。

チェビエゴ選手は、30km地点で脇腹を抑えて失速。31kmでは転倒で起き上がれなくなり棄権へ。脱水症状を起こすほどの暑さで、いかに厳しい環境だったかがわかります。

福士加代子選手の課題だといわれた30km以降も、1kmのLAPは3’25前後と、決して大崩れのないペース。福士加代子選手にとっては、理想の走り、納得のできる展開となったようです。

35kmの通過は1 時間57分21秒と、5kmLAPがとうとう17分台となり、それからも少しペースが落ちることに。それでも堂々とした走りを続け、我慢のレースが続きます。40kmは2時間14分45秒。リオ五輪内定まで、なんとか粘れそうな走り。

2時間22分30秒を諦めなかった福士加代子選手のゴールタイムは、2時間22分17秒!

序盤から“様子見”ではない、“攻めるレース”の展開で、見応えのあるレースとなりました。

 

福士加代子というマラソンランナー

福士加代子

出典: http://www.jaaf.or.jp

今回、素晴らしい走りを見せてくれた福士加代子選手、8年前の大阪国際女子マラソンでは「子鹿みたいになりました」と発言したよう、本人にとってほろ苦いレースになりましたよね。

当時、30kmから崩れ、かなり苦しそうなレースだったことを記憶している人もいるのでは?

それ以降、福士加代子選手は、“マラソンに対してのトラウマ”が芽生え、幾度と無くマラソンをやめようと思ったようです。

それでも継続してマラソンへの練習をしてきた福士加代子選手は、2013年の「モスクワ世界陸上女子マラソン」で見事に銅メダルを獲得して、日本人女子ランナーとしての大輪を咲かせましたよね。

その後、順調にマラソン選手としての道を進むはずだったのですが、3度の骨折を味わうなど、決して順調な道のりではなかったよう。

福士加代子選手自身が、「マラソンを続けるのは、弱い自分に打ち勝ちたいから」と語っていましたが、今回でマラソンへのトラウマも払拭できたのではないでしょうか。

 

「“一等賞”がとりたい」と常に語る福士加代子選手は、本当に走ることが好きなんだと思うんです。

そんな福士加代子選手には、これからの女子マラソンを牽引する存在で、また世界の舞台で花開いてほしいと思う筆者でありました。

 

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Wataru Ōno - Runjoy! webmaster

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愛媛県松山市で走る市民ランナー。 未だサブ3ができていない、ウンチク野郎。 食べることが好きすぎて一向に痩せないことで有名。 ◆PB フルマラソン: 3°03’16" ハーフマラソン: 1°25'50" 10km: 36'29" 5km: 17'50"

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